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2017年F1シーズンが折り返しのイギリスGPを終了して、今までに2018年ホンダF1に関する様々な噂が流れています。
マクラーレンとの訣別と、その代わりとなるチームの組み合わせは複数に上ります。
ホンダの撤退はないと明言されていることもあり、噂のチームとのいずれとパートナーシップが締結されるのか興味は尽きません。
ザウバー・ホンダ
2018年ザウバーはホンダと正式契約されていると思われていました。
ところがモニーシャ・カルテンボーンが更迭されてしまい、ザウバー・ホンダも宙に浮いてしまいました。
新しい代表のフレデリック・ヴァスールはホンダとの問題を解決する姿勢のようですが、契約を明言していないところをみると、正式契約ではなかったのかもしれません。
2018年ホンダパワーユニットを載せる確度は高いチームと思っていました。
が、ここにきてあやふやになっています。
ウィリアムズ・ホンダ
1980年代にFW09からFW11までのマシンにウィリアムズはホンダエンジンを搭載してきました。
ホンダとの最後の2年、1986年と1987年にウィリアムズはコンストラクターズチャンピオンを獲得するまでになっています。
いわばウィリアムズとホンダは共に成長し頂点を極めたわけです。
マクラーレン・ホンダがF1の歴史に残るコンビと言われますが、勝てないエンジンから勝てるエンジンに成長したチームはウィリアムズなのです。
もし、マクラーレンとの契約が全うされないならば是非ウィリアムズと新しい歴史を築いてもらいたいと思います。
トロ・ロッソ・ホンダ
この噂については半信半疑です。
2017年ルノーエンジンを搭載しているレッドブルのBチームがホンダと契約するなどあり得ないと思うのですが…
マクラーレンはメルセデス、フェラーリ、ルノーの全エンジン供給元と話をされているといわれており、マクラーレンがルノーエンジンを採用した場合のシナリオがトロ・ロッソというわけです。
これは全く期待していません。
マクラーレン・ホンダ
問題はマクラーレンです。
マクラーレンが2018年もホンダエンジンを搭載するのであれば問題ありません。
しかし、2017年ホンダエンジンのパフォーマンスと信頼性の低さで苦しんでいることをみると来年のホンダエンジン採用はないと思えます。
マクラーレンは、1994年、ホンダ同様パフォーマンスと信頼性に問題があったプジョーエンジンとの契約を破棄し、1995年からメルセデスエンジンにスイッチしています。
同様の選択が行われるのではないかと予想しています。
フェルナンド・アロンソが言うように2018年のエンジンの早期発表を期待します。
マクラーレンの決断が2018年のホンダエンジンの行方を決定するはずです。
……
蛇足:いっそのことレギュレーションでトップチームは2017年版のホンダエンジンを使わなくてはならないと決めてくれたら、パフォーマンスが平均化するかも。
あるいはホンダ以外は1年間の開発凍結かな?
(追記)
噂はいっぱいあったのですが、結局、トロロッソだけになってしまいました。
一番なさそうな組み合わせと思っていたのですが、事実は小説より奇なりです。
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