Photo by Takayuki Suzuki
本田宗一郎さんの誕生日にF1ブラジルGPは最高の結果になりました。
レッドブル:フェルスタッペン、トロロッソ:ガスリーがワンツーです。
フェルスタッペンはポールトゥウインです。
終盤から荒れた展開に
52周、ブラジルGPはバルテリ・ボッタスのエンジントラブルから、セイフティカー導入。荒れた展開になります。
さらに66周、フェラーリのベッテル、ルクレールの接触。
またもやセイフティカーが。
フェラーリが2台ともリタイヤすることで、リスタート時はフェルスタッペン、アルボン、ガスリー、ハミルトンの順。
ホンダーパワー vs ハミルトンという図式になりました。
しかし、ハミルトンはセイフティカー導入でソフトタイヤに履き替えたため、有利な状況。
残り2周というところでハミルトンのアタックが開始されます。
2番手走行のアルボンがハミルトンと接触 ピエール・ガスリー2位表彰台
ハミルトンのアタックによって、アルボンがコース外にはじき出され、ハミルトンはフロントウイングにダメージを負ってしまいます。
ハミルトンは、最終ラップ、ガスリーを攻めますが、オーバーテイクできず。
最終コーナーをクリップしての立ち上がりは、ガスリーの車がハミルトンより半車身優っていました。2位です!
ホンダパワーの勝利を印象づけてくれました。
ガスリーがトロロッソに降格されたときは2位表彰台に上がるとは思ってもみませんでした。
フェルスタッペン圧勝
フェルスタッペンは、1回目のタイヤ交換と最初のセイフティーで、ハミルトンに先行を許しますが、リスタートと同時にオーバーテイク。
ストレートでホンダのエンジンは強力でした。
第1コーナーでズバッと抜いていくフェルスタッペンがカッコよかった。
インテルラゴス・サーキットは800メートルの高地。
ホンダエンジンは高地で強い印象です。
回生パワーか、ターボチャージャーが他のエンジンより優っていると思われます。
なんにせよ、フェルスタッペンの3勝目がうれしかった。
結果
F1 2019 第20戦 ブラジルGP インテルラゴス・サーキット(アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)– 全71周(2019.11.17)
4km程度の短いサーキット。
コース幅も狭い。抜き処はホームストレート・エンドの第1コーナーである。
順位 | ドライバー | チーム | ポイント |
---|---|---|---|
1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 25 |
2 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 18 |
3 | カルロス・サインツ Jr. | マクラーレン | 15 |
4 | キミ・ライコネン | アルファ・ロメオ | 12 |
5 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファ・ロメオ | 10 |
6 | ダニエル・リカルド | ルノー | 8 |
7 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 6 |
8 | ランド・ノリス | マクラーレン | 4 |
9 | セルジオ・ペレス | レーシング・ポイント | 2 |
10 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1 |
11 | ケビン・マグヌッセン | ハース | |
12 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | |
13 | ロマン・グロージャン | ハース | |
14 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | |
15 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | |
16 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | |
r(65) | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | |
r(65) | シャルル・ルクレール | フェラーリ | |
r(65) | ランス・ストロール | レーシング・ポイント | |
r(51) | バルテリ・ボッタス | メルセデス |
ファステストラップ:バルテリ・ボッタス(1:10.698)
※リタイアのためポイントならず。
ハミルトンはアルボンとの接触でレース後、5秒加算ペナルティーを受け、7位に降格されています。
ハミルトンが接触無しでレースを遂げていたら、2位には食い込んでいたでしょう。
その場合はガスリーの表彰台は無かったかな。かわりにアルボン3位。
繰り上がったカルロス・サインツの表彰台、シャンパンファイトを見たかった気がします。
ドライバーズ・ランキング
順位 | ドライバー(チーム:No) | ポイント |
---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) | 387 |
2 | バルテリ・ボッタス(メルセデス:77) | 314 |
3 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ:33) | 260 |
4 | シャルル・ルクレール(フェラーリ:16) | 249 |
5 | セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) | 230 |
6 | ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ:10) | 95 |
7 | カルロス・サインツ Jr.(マクラーレン:55) | 95 |
8 | アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ:23) | 84 |
9 | ダニエル・リカルド(ルノー:3) | 54 |
10 | セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント:11) | 46 |
11 | ランド・ノリス(マクラーレン:4) | 45 |
12 | キミ・ライコネン(アルファ・ロメオ:7) | 43 |
13 | ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー:27) | 37 |
14 | ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ:26) | 35 |
15 | ランス・ストロール(レーシング・ポイント:18) | 21 |
16 | ケビン・マグヌッセン(ハース:20) | 20 |
17 | アントニオ・ジョビナッツィ(アルファ・ロメオ:99) | 14 |
18 | ロマン・グロージャン(ハース:8) | 8 |
19 | ロバート・クビサ(ウィリアムズ:88) | 1 |
20 | ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ:63) | [11] |
フェルスタッペンは3位に上がっています。
コンストラクターズ・ランキング
順位 | チーム | ポイント |
---|---|---|
1 | メルセデス | 701 |
2 | フェラーリ | 479 |
3 | レッドブル・ホンダ | 391 |
4 | マクラーレン・ルノー | 140 |
5 | ルノー | 91 |
6 | トロロッソ・ホンダ | 83 |
7 | レーシング・ポイント・メルセデス | 67 |
8 | アルファ・ロメオ・フェラーリ | 57 |
9 | ハース・フェラーリ | 28 |
10 | ウィリアムズ | 1 |
ガスリーの2位表彰台が大きかった。
トロロッソはレーシングポイントを抜きました。
© bluelady.jp
コメント