Amazonのプライム・ビデオのラインナップを見ていたら、懐かしいアニメのタイトルがありました。
「伝説巨神イデオン」です。
学生の時、テレビで見ていました。
小説も読んで、しっかりハマりました。
しかし、30年以上前の作品ですので、全く記憶していません。
今回39話全部見てみると劇場版の接触篇とはずいぶん違っていることに驚きました。
富野由悠季の小説
伝説巨神イデオン (3) 発動編 (ソノラマ文庫 (210)) image by Amazon
富野由悠季はアニメ監督なのですが、自分のアニメ作品の原作小説を多数発表しています。
ガンダムなどは派生作品もいっぱいあるので、何冊あるのか分からないくらいです。
私が好きな富野由悠季の小説は以下の3つ…
- 機動戦士ガンダム3部作
- 伝説巨神イデオン3部作
- リーンの翼
です。
これらは富野由悠季が「小説」を目指して書いています。
多少読みにくさはあるものの、作家が書いたものとして読むことが出来ます。
大人でも大丈夫です。
ところが、それ以外のものは同一人物が書いたとは思えません。
ある年齢を超えると読めなくなってしまいました。
……
少し脱線しました。
ガンダムとイデオンのことです。
小説でどちらも3部作になっています。
そして、どちらも面白いです。
私が「ガンダムよりイデオン」と思うのは、イデオンはきちんと3部作で終わっているところが良いのです。
蛇足のような派生作品がないので、ストーリーとして楽しめます。
ガンダムとイデオン
富野由悠季のアニメ代表作として一番に思い出すのは「機動戦士ガンダム」である…というのが一般的でしょう。
しかし、前述したように色々な派生作品をつくりすぎです。
ファーストだけで、他がなかったら傑作だと思うのですが…
その点、イデオンは43話予定のうち39話で打ち切りになったという残念なアニメですが、きちんと劇場版で完結させています。
余分なものが一切ありません。
設定もガンダムよりきちんと煉られています。
細部を見なければこれ以上の作品はないと思います。
「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇) image by Amazon
……
BGMもイデオンの方が上です。
すぎやまこういちが担当した音楽は最初から交響曲みたいでアニメのBGMとは思えませんでした。
伝説巨神イデオン 総音楽集 image by Amazon
……
…というわけで、私は富野由悠季の一番の代表作は「伝説巨人イデオン」だと思い続けているのでした。
© bluelady.jp
コメント
管理者Lin様の他サイトも見て、どんどん洞窟奥へと入って行く気分になりました。
イデオンとガンダム、も懐かしいです。
ちょうど、宇宙戦艦ヤマトの次ぐらいに観ていました。
どちらか言うとロボットやモビルスーツよりも、宇宙戦艦や宇宙巡洋艦、宇宙空母専門に観ていました。
例えば、Zガンダムで地球連邦軍ティターンズ側の宇宙巡洋艦アレキサンドリアが、大のお気に入りでしたね。
ブルーがかりの紺色塗装が、格好良かったです。
(エゥーゴの宇宙戦艦アーガマをしつこく攻めていました)
サラミス型巡洋艦を多数を引き連れて、艦隊編成組む姿がゾクゾクしました。
日露戦争での、ロシアバルチック艦隊を彷彿とさせます。
こんなのに迫られたら、お手上げ降参ですね。泣