私のiTunesライブラリを「Bowie」でサーチすると、なぜかブラーの「M.O.R.」がヒットします。
いつも変だな…と思いながらスルーしていました。
でも、たまたま調べる気になってみると…
ブラーの「M.O.R.」はデヴィッド・ボウイのオマージュだった
私がブラーのアルバムの中で最も好きなのがこのアルバム「blur」です。
アルバムの4曲目に収録されているのが「M.O.R」(道の真ん中のこと)です。
この曲にはデヴィッド・ボウイとブライアン・イーノがクレジットされています。
理由を調べて見ると、ボウイとイーノが作った「Boys Keep Swinging」「Fantastic Voyage」に関係がありました。
これらの曲はブライアン・イーノが参加したベルリン三部作最後のアルバム「ロジャー」に収録されています。
デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノは「Boys Keep Swinging」と「Fantastic Voyage」を全く同じコード進行の曲にするという実験を行っています。
雰囲気が全然違う曲なので、言われないと気づきません。
このような実験がアルバム「ロジャー」の面白いところです。
……
実は「M.O.R」はデヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの「Boys Keep Swinging」「Fantastic Voyage」と同じコード進行を採用した曲なのです。
そのため、デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノがクレジットされていたのでした。
ブラーもデヴィッド・ボウイをリスペクトしていたんですね。
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コメント
Blurは全員がボウイの大ファンと公言してますね。(以前はギターのグレアムは嫌いだったようですが後にファンになったようです)
ポップ感とアート感の絶妙な組み合わせはボウイの影響もあるのかなあと思います。
ボウイ自身も自身の作詞が選考漏れしたMy wayのコード進行を拝借してlife on marsを創作しているのでオマージュの伝統なのかなぁと^_^
Jさん、ありがとうございます。
最近ノエル・ギャラガーがブラーの一番好きな曲は「Beetlebum」だと言っていました。
この曲もアルバム「Blur」に収録されているものです。
今でもブラーの最高のアルバムは「Blur」だと思います。
それとボウイの「ロジャー」様々な実験が行われていて、面白いですね。