Photo by Martin Lee
ついにマクラーレンがホンダと訣別することを決断したという報道が出てきました。
参照 マクラーレン、ホンダとの決別を決断との報道(F1-Gate.com)
まるで1994年のMP4/9の時のようです。
一方、もっと冷静にマクラーレンとホンダの関係をみている記事もあります。
参照 まさかのエンジンブローでホンダに衝撃。次戦は新ユニットで正念場に(スポルティーバ)
真実はどちらなのでしょうか?
マクラーレン、ホンダと訣別か
今回のカナダGPのアロンソのマシンがエンジンブローを起こしたのはショッキングでした。
ホンダエンジンは7戦目にしてまるで改善が見られず、よけいに悪くなったかのような印象をあたえたことは言うまでもありません。
そこに来てマクラーレンとホンダがついに訣別という報道はいかにも信憑性がありそうに思えてしまいます。
ただし、報道にも見られるように決定はされていない状況です。
私はこの記事を見たとき1994年のマクラーレン・プジョー(MP4/9)を思い出しました。
プジョーエンジンも毎回のように白煙を上げていたという印象を持っています。
この年を最後にマクラーレンは、プジョーエンジンとの複数年契約を打ち切って、1995年からはメルセデスエンジンにスイッチしました。
マクラーレンは白煙をあげながらも1994年はプジョーエンジンで戦いきっているので、2017年いっぱいは、そのままホンダエンジンで戦うのではないでしょうか?
マクラーレン・ホンダの危機は政治的なものなのか?
マクラーレン・ホンダの状況が危機的なものであるという認識は間違いないのですが、もっと冷静に状況をみるスポルティーバのような記事もあります。
これが訣別記事と同じようにカナダGPの結果から導き出された記事であるということが非常に面白いです。
私は以前からスポルティーバの記事を書いている米家峰起という方に好感を持っています。
2015年のホンダ復帰の年の惨状も冷静な目で記事にされていました。
しかし、ホンダが結果を残せていないという事実は変えようがありません。
ホンダは撤退してはいけません。
このような状況での最悪のシナリオとして、ホンダのF1撤退という決断です。
しかし、それだけは避けて欲しいと思います。
これで撤退してしまったら、1994年のプジョーのように何十年も語り継がれる汚名を残すだけとなります。
たとえマクラーレンと訣別したとしてもザウバーと共に頑張って欲しいと思っています。
ザウバーと結果を残し、再度上位チームが欲しがるようなエンジンを作ってもらいたい。
そう願ってやみません。
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