Photo by Martin Lee
ドライバーズ・チャンピオンのニコ・ロズベルグが電撃的な引退を発表したことで、シーズンが終わっても今年のF1は楽しみがつきません。
その焦点はニコ・ロズベルグの後任ドライバーが誰になるのかと言うことです。
すでに主立ったドライバーは2017年の契約下にあるため一体どうなってしまうのでしょうか?
メルセデスのドライバー募集
A rather significant job advert from @MercedesAMGF1 appears in tomorrow's issue of Autosport magazine… #F1 #rosberg pic.twitter.com/b2JLucdH9l
— Autosport (@autosport) December 7, 2016
メルセデスはドライバーの決定に苦慮していると思いきや、冗談半分のドライバー募集広告を出しました。
この広告に対し数名のドライバーが履歴書をおくりました。
その中には元F1ドライバーの小林可夢偉や井上隆智穂(タキ井上)らの名前もあります。
Here is my CV!! @MercedesAMGF1 pic.twitter.com/aJUFdAlqHX
— KAMUI KOBAYASHI (@kamui_kobayashi) December 8, 2016
井上隆智穂は問題外ですが、小林可夢偉なら、まだまだ現役でいけそうな気がします。
……
少しほほえましくもあるニュースが飛び交っていますが、事態は冗談ではありません。
候補は3名?
最初はセバスチャン・ベッテルの名前もあがっていました。
しかし、今有力とされるのは、フェルナンド・アロンソ、バルテリ・ボッタス、パスカル・ウェーレインの3名だと言われています。
ただし、ほとんど確証はありません。
パスカル・ウェーレインならどこからも文句は出ないでしょう。
しかし、フェルナンド・アロンソとなると話は別です。
マクラーレン・ホンダとの契約がもう1年残っていますし、アロンソが移籍してしまったら、来年どこを応援していいのか分からなくなります。
ボッタスについてはクリスチャン・トト・ヴォルフがマネジメントするドライバーということで有力視されています。
その帰結にはジェンソン・バトンのウイリアムズ復帰説までささやかれる始末です。
このような噂を耳にすると、マクラーレンの衰退が暗黙の了解事項となっているようで、すこし不愉快です。
メルセデスが勝てる保証はない
来シーズン2017年はレギュレーションが大きく変わります。
噂ではエンジンよりも空力性能が重視されそうです。
私の予想では来シーズンはレッドブルが再び覇権を握ることになっています。
そこにフェラーリ、メルセデス、マクラーレンが追いすがる展開となると思います。
こう考えると、ニコ・ロズベルグは今年しかチャンスはありませんでしたし、このタイミングで引退するという決断はとても合理的な気がします。
いかにメルセデスがチャンピオン・チームであったとしても来期は、その地位に安住することはできないでしょう。
おそらくトップドライバーたちはこの点を十分に承知しているはずです。
主要なドライバーたちが、噂ほどにメルセデスのドライバーになりたいと思っているとは考えにくい状況です。
……
もし、アロンソがメルセデスへ移籍ということがあり得たならば2017年のF1はとても面白いものになる気がします。
2007年のマクラーレンのようにルイス・ハミルトンとの対決がメルセデスでも起これば、白熱することは間違いないでしょう。
フラビオは否定していますが、どうなのでしょうね。
ドキドキします。
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