さて、月光魔術団第2部「ウルフガイDNA」は完結間近で、既に第3部「幻魔大戦DNA」についてのニュースが飛び交っている。
本にはならないということだが、インターネット世代の私たちにとって見れば来るべきものが来たという感じである。
インターネットは未だに日本人口の20〜30%のメディア
しかし、インターネットは未だに日本人口の20〜30%のメディアなのです。
今までは本屋にいけば出会えた平井作品。
それが限られた人たちにしか与えられない媒体での提供となるのは非常に悲しいことです。
疑問を感じています。
この道しか無いのでしょうか?
これからも平井作品に触れていくためには、パソコンなるものをまず購入しなくてはならない。
それは、今まで本を買えばよかったのに、作品自体には全く関係ない機械を買うというステップが必要になってしまうということです。
この事実は本当に作品に触れたい人たちの障害になるのではないでしょうか?
(以上 2000.5.21)
追記
ここではとても興味深い記述がある。
2000年、インターネットの普及率は3割に満たなかったのである。
私自身、電子書籍に消極的だ。
この15年の間にインターネットは当たり前、スマートフォンの時代になったのだ。
さらに平井和正が進めようとしていた電子書籍は完全に現実のものとなった。
KindleやKoboを使う人口も増え続けている。
そうした時代に平井和正の作品のすべてが電子書籍になっているわけではない現実が痛い。
素晴らしい作品はウルフガイや幻魔大戦だけではないのである。
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