ウルフガイ・シリーズが長い休止から復活を遂げたのは「黄金の少女」編でした。
この再開は舞台をアメリカに移してウルフガイたちのその後を追うとともに新キャラクター「キンケイド署長」が登場し、チェンバーズの町でのハルマゲドンを克明に描いたものとなっています。
犬神明編への序奏:黄金の少女
その後の「犬神明」編へつながる序奏となっていますが、この「黄金の少女」編はウルフガイシリーズのなかでも非常に特殊な位置に立っています。
当時ウルフガイ復活の報は「犬神明」の登場を期待させたのですが、
「キンケイド署長」の活躍によって、その期待は裏切られた格好となってしまいました。
なぜこのようなインタルード的なストーリーが登場することになってしまったのでしょうか?
その後の「犬神明」編においてキンケイド署長の役割はそう重要なものとも思えなかったのですが、どうでしょう?
キンケイド署長の存在がウルフガイを変質させた
この「黄金の少女」編の存在がウルフガイ・シリーズを変えてしまったのは確かです。
私自身は犬神明のストーリーとしてのウルフガイ・シリーズを追いきれなくなってしまった。
そんな感じが残っています。
(以上 2000.4.9)
追記
ウルフガイ・シリーズは全作品電子書籍になっています。
大きく分けると以下の様な構成です。
- 狼の紋章
- 狼のレクイエム
- 黄金の少女
- 犬神明
「狼の怨歌」についてはもともと「狼のレクイエム」とルビがふってあったということから、狼のレクイエムとして扱っています。
以下のページから全作品へアクセス出来ます。
ウルフガイシリーズ
ヤングウルフガイシリーズです。 ※ルナテック版が何故か無いようです。 © bluelady.jp
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