この2週間「ボヘミアンガラス・ストリート」にはまっていた。
デジタル・ブックと新書本を併用し寝る間も惜しんでどっぷりとその世界を堪能した。
涙無しでは読めません
ボヘミアンガラス・ストリート 第1部 発熱少年 image by Amazon
最初に読んだときもそうだったけれど、「ボヘミアンガラス・ストリート」は涙なしでは読めない作品だ。
ホタルと円くんの恋は甘酸っぱい記憶を呼び覚ます力があるらしい。
今では手の届かないものになってしまった瞬間や作品自体の持っているせつなさが涙腺を刺激する。
人を愛することのすばらしさをこの作品がみせてくれる。
ホタルたち素晴らしいキャラクターはいくつかの理想の女性像だ。
世界の再構成は是か
しかし、最高潮に盛り上がった最終巻のエンディングは最初に読んだ時よりあっけなっかった。
円くんのファミリーの再編はそれまでのストーリーを完全に白紙に戻してしまった。
どんなに素晴らしい瞬間も終わりがあって、新しい段階に進んでしまう。
あまりに現実すぎるエンディングだ。
愛らしいルシファーたち
「ボヘミアンガラス・ストリート」は「月光魔術團」の前作であり、
主人公は同じなのではないかと思ってしまった。
大上円と鷹垣人美は平井作品中の同一存在「愛らしいルシファー」なのでは・・・・。
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