はじめてのノラ・ジョーンズは「デイ・ブレイクス」。だけど「リトル・ブロークン・ハーツ」の方がよかったかも。

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私は、デヴィッド・ボウイの「★（ブラックススタ−）」が大好きだからと言って、ジャズが好きというわけではありません。

最近はダニー・マッキャスリンやマリア・シュナイダーに興味を持ちましたが、今までジャズはあまり聴いてきませんでした。

今まで聴いたことがあるジャズといったらデヴィッド・サンボーン、ダイアナ・クラール、与世山澄子、綾戸智絵、マリーンくらいでしょうか。

それほどハマることはなく、夜長のBGMにするくらいでした。

……

ずいぶん前からノラ・ジョーンズのヒットには気づいていたのですが、いままで手を出しませんでした。

しかし、新しいアルバムがリリースされることを知って、ちょっと聴いてみたくなったのです。

デイ・ブレイクス

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このアルバムのライナーをざっと読んで興味を持ったのはベックやU2などと音作りをしてきたという過去のアルバム「リトル・ブロークン・ハーツ」のことです。

だったらそっちの方が私には向いているかもしれないと思いました。

とはいえ、まず最新作を聴いてみましょう。

……

私からすると、ややライトな感じはするものの、やっぱりジャズだな〜という感覚のアルバムでした。

ピアノが主体で、ノラ・ジョーンズのボーカルにマッチしています。

7曲目の「Day Breaks」のような曲は大好きです。

このアルバムにはボーナストラックにライヴ曲が入っています。
最近のライブ曲はかなり音がいいのでびっくりしますね。

DVDは私にはいらなかったかな。

……

全部聴いてみるとやっぱり私にはジャズはちょっと無理かもしれません。

そこで、聴き始めたのは「リトル・ブロークン・ハーツ」です。

リトル・ブロークン・ハーツ

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このジャケットからして音楽性の違いが分かります。

どちらかというと私はこういうのに興味があります。
サラ・ブライトマンも「Fly」が好きだったりします。

このアルバムはジャズとは言えないでしょう。
あまりピアノがクローズアップされていないですし…

しかし、ジャズ畑の人がボーカルをとると、なにか独特のサウンドになってしまうのですね。
このアルバムは聴き手を選ぶかもしれません。

私は6曲目の「After The Fall」がとても気にいりました。

ボーナス・トラックの「I Don’t Wanna Hear Another Sound」もいいです。

おわりに

私が聴いたノラ・ジョーンズのアルバムは、この2枚が全てです。

今回の記事を書いてファーストアルバムにも興味を持ちましたが、まずはこれらの2枚を聴き込んでみたいと思います。

ノラ・ジョーンズ初心者としてはどちらがお気に入りになるでしょうか？

いずれにしても今回取り上げたアルバムのサウンド傾向は全く違いますので、もし、両方を聴いたことがない方は聴きくらべてみるのも面白いかもしれません。

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