デヴィッド・ボウイの新作「Blackstar」の紹介ページを書いていて、見つけたのが「A SALUTE TO THE THIN WHITE DUKE – THE SONGS OF DAVID BOWIE」です。
僕はトリビュートアルバムをあまり買わないのですが、ついポチッとしてしまいました。
でも、これが良かったんです。
ア・サルート・トゥ・ザ・シン・ホワイト・デューク
ザ・ソングス・オブ・デヴィッド・ボウイ
A SALUTE TO THE THIN WHITE DUKE – THE SONGS OF DAVID BOWIE image by Amazon
このボウイのトリビュート・アルバムは原曲を思わせない、優れたリニューアル楽曲がたくさん入ってます。
構成曲は以下。
- Modern Love:Rogue Wave
- John, I’m Only Dancing:Jesca Hoop
- Letter To Hermione:Dum Dum Girls
- Heroes:The Tulips
- Ashes To Ashes:Icky Blossoms
- Starman:The Deer Tracks
- Rebel Rebel(The KVB)
- Cat People (Putting Out Fire):Magic Wands
- Blue Jean:Electric Six
- Jean Genie:Heartless Bastards
- Suffragette City:Ume
- Fame:The Vacant Lots
- Space Oddity:Kittie
- Moonage Daydream:Boy Hits Car
- Absolute Beginners:Coves
- Changes:The Muffs
どれもデヴィッド・ボウイの名曲ばかりです。
このトリビュートの特徴は「新しい」こと。
2000年台以降のアーティストが多いです。
原曲を思わせないアレンジがほとんどで、イカしたエレクトロ・ポップ風なものやオルタナティブ風なものが多いです。
僕の好きな気だるげな感じの曲がたくさん入っています。
Blue Jean(Electric Six)やJean Genie(Heartless Bastards)等の原曲に近いものもありますが、まったく新しく再生された、ボウイを感じさせない楽曲に好感が持てます。
Modern Love(Rogue Wave)はオープニングを飾る圧巻のエレクトロ・ポップ。
Letter To Hermione(Dum Dum Girls)はスロー・バラード風でとても好き。
Starman(The Deer Tracks)はビョークを思わせます。
Space Oddity(Kittie)が最高。
Absolute Beginners(Coves)のブラーのビートルバムみたいな感じかな。
音楽ジャンルにあまり詳しくないので、表現がつたないですが、若い世代の方にマッチしたアルバムに仕上がっていると思います。
実は、このアルバムのアーティストはひとりも知りませんでした(ごめんなさい)。
でも、このアルバムの良さは分かります。
アルバムの完成度はかなりのものですよ。
ひょっとすると若い世代にはデヴィッド・ボウイよりいいかもしれません。
© bluelady.jp
www.bluelady.jp – Recommended
A SALUTE TO THE THIN WHITE DUKE – THE SONGS OF DAVID BOWIE
僕が買ったときはAmazonに在庫があったけど、今では入荷に時間がかかるかも…
by Amazon
コメント
これ知らなかったのですが、自分の大好物なバンド ばかりです。。
あのthe muffsがchangesを歌っていたなんて!
Jさん
ありがとうございます。
このコンピレーションはデヴィッド・ボウイの作った曲を若くリニューアルしたような感じです。
デヴィッド・ボウイがそれほど好きでない人が聴いても「いいね」と言っていました。
ただ、この商品は発売当初から手に入りづらい感じでした。
1/29日現在のネット通販では、タワーレコードとHMVは取り寄せ状態です。
Amazonは入荷未定になってました。