Photo by William Tung
このブログでは「吸血鬼ハンターD」のことを何度かピックアップしています。
今回も新しい情報はないかとネットを彷徨っていたのですが、5ヶ月も前に興味深い情報が公開されていました。
吸血鬼ハンターDがフルCGのアニメになるというのです。
参照 「吸血鬼ハンターD」日米共同製作でフルCGアニメに デジタルフロンティアが米国で発表(アニメ!アニメ!)
吸血鬼ハンターDの映像化は3度目
OVA「吸血鬼ハンターD」(1985年)
「吸血鬼ハンターD」は既に2度アニメ化されています。
1作目は1985年ですので、30年も前です。
当時はビデオの時代で、画像はあらいものでした。
しかし、小説「吸血鬼ハンターD」に沿ってアニメ化されたストーリーは十分面白いもので、何度も繰り返し見た記憶があります。
今ではBlu-rayでも発売されているようですね。
映画「VAMPIRE HUNTER D」(2001年)
バンパイアハンターD(オリジナル日本語バージョン) image by Amazon
その後、「D-妖殺行」を原作として映画化されました。
この映画は最初日本語が入っていないものを見たはずです。
日本のアニメなのに字幕を見て、少し不機嫌になりました。
今では日本語吹き替え版がでています。
私は、この映画のキャラクターデザインが気に入らず、アニメとしては評価できない作品です。
天野喜孝さんの素晴らしいイラストが台無しになった感がありました。
この作品のレビューは非常に高い評価なので、馴染めないのは私の個人的な感覚によるものだと思います。
フルCGアニメーション「吸血鬼ハンターD」(発表は?)
今回、私が知ったアニメ化により3度目となるわけです。
詳細は不明ですが、フルCG作品といえば「キャプテンハーロック」を思い出します。
アルカディア号があまりにもかっこわるく不評でした。(原作通りのフォルムならもっと良かったと思います。)
しかし、CGでもここまで動けば立派だと思えた作品です。
今回発表された映像化でも、やはり天野喜孝さんのイラストのすばらしさは表現できないのではないでしょうか?
CGのハーロックが松本零士さんの素晴らしい筆致を表現できないのと同じことです。
リアルであればあるほど、イメージとはかけ離れたものになっていきます。
最初の映像化作品のOVAでは、それほどクオリティーが高い映像ではありませんでしたが、原作の雰囲気は十分に伝わりました。
そうした意味では、OVA版が最も優れていると思います。
3度目の映像化を期待し歓迎もするのですが、原作とは全く別物として楽しむ必要があるかもしれません。
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コメント
天使のたまご はご覧になりましたか?確かyoutubeでも観れたと思いますが、天野さんのビジュアルと押井守監督の世界観が素晴らしいです。あのレベルのアニメなら観たいなあ。
カラアゲボーイさん、ありがとうございます。
私は村山由佳さんの「天使の卵」の方を想像してしまいました。
「天使のたまご」というアニメ作品は観たことありません。
こんど見てみますね。
押井守作品は(ハード過ぎるのが)ちょっと苦手なんですが、天野喜孝さんは大好きです。
http://youtu.be/lUWV0ha9X2Y
ありました!
カラアゲボーイさん、ありがとうございます!!!