荻原規子さんの小説のファンになって、とても楽しみにしていたのが、「学園もの」のファンタジー小説です。
「RDGレッドデータガール」は夢中で読んでいましたが、6巻で終わってしまい…
次はないのかと思っていたら、「エチュード春一番」という本が目にとまりました。
第一曲 子犬のプレリュード
エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ) image by Amazon
荻原規子さんの学園ものはどれも面白いです。
特に「RDG」は好きだったのですが、思いの外、早く終わってしまいました。
その後は「歴史ファンタジー」ジャンルで「あまねく神竜住まう国」が出ただけでした。
もう少し、ライトなものを…と願っていましたら、「エチュード春一番」が発売になりました。
荻原規子さんの作品には「RDG」の「和宮さとる」のような、「人間以外の形態」を持ったキャラクターは既出の存在です。
今度は犬のパピヨンに神様が姿を変えているようです。
もちろん、人の形態にも…?
そのことだけに目を向けると、ハチャハチャSFのようですが、荻原規子さんの小説は現実とファンタジーを上手く一体化させてしまうところが、手腕を感じさせてくれます。
また、楽しみな作品が一つ加わりましたね。
荻原規子の学園ファンタジー
「エチュード春一番」に興味のある方はおそらく既に荻原規子さんの全ての作品を知っていらっしゃる方が多いと思いますが、知らない方のために、荻原規子さんの「学園もの」のタイトルをまとめておきます。
過去記事にも荻原規子さんの記事は数ページあるので、繰り返しになることをお許しください。
RDGレッドデータガール
RDGレッドデータガール はじめてのお使い (角川文庫) image by Amazon
この作品はアニメにもなっているので、最もよく知られた作品です。
私はアニメを見たことがありませんので、小説とアニメの印象の違いは分かりませんが、アニメになっても、面白い作品だと思います。
西の善き魔女
西の善き魔女1 セラフィールドの少女<西の善き魔女> (角川文庫) image by Amazon
西の善き魔女は中世風の時代背景ですが、主人公「フィリエル」のトーラス女学校の生活を中心に据えると「学園もの」として、読むことが出来ます。
樹上のゆりかご
樹上のゆりかご (中公文庫) image by Amazon
「これは王国のかぎ」の主人公「上田ひろみ」の学園生活を描いた作品になっています。
記憶が薄れてしまいましたが、荻原規子には珍しく、ファンタジー性の少ない(無い?)作品でした。
荻原規子さん自身の学生生活がモデルになっていると、どこかで読んだような気が…
まとめ
「エチュード春一番」はまだ、序盤に過ぎませんので、これからどのようにストーリーが展開していくのか楽しみです。
このページを読んでも「エチュード春一番」のことが全く分からない?
荻原規子さんの小説はどれを読んでも外れがありません。
とにかく手にとって読んで下さいね。
私のように、知らず知らずのうちに全作品に手が出てしまうかもしれませんよ。
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エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ)
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