Photo by Ming-yen Hsu (ルノーR30:2010年)
2016年F1開幕が目前になってきました。
1週間後(2月22日)にはバルセロナでプレシーズンテストが始まります。
このテストが終われば、だいたいの勢力図が見えてくるのではないでしょうか?
すでにルノーは暫定カラーリングを発表しましたし、フェラーリやマクラーレン・ホンダはエンジン音を公開しました。
いずれにしても、22日には全てのマシンが出そろいます。
当ブログでも、このページから2016年F1をスタートさせたいと思います。
今年も、全レースのページとレース後記のページを掲載していく予定です。
各チームのマシンとエンジン(パワーユニット)
海外のウィキペディアで2016年のマシンとエンジンの対応表が出ていました。
一部を掲載しておきます。
コンストラクター シャシー エンジン メルセデス W07 Mercedes-Benz PU106C フェラーリ SF16-H Ferrari 059/5 ウィリアムズ FW38 Mercedes-Benz PU106C レッドブル RB12 TAG Heuer (Renault RE16) フォース・インディア VJM09 Mercedes-Benz PU106C ルノー R.S.16 Renault RE16 トロ・ロッソ STR11 Ferrari 059/4 ザウバー C35 Ferrari 059/5 マクラーレン・ホンダ MP4-31 Honda RA616H マノー MRT05 Mercedes-Benz PU106C ハース VF-16 Ferrari 059/5 「Formule 1 v roce 2016」『フリー百科事典 ウィキペディアチェコ版』(http://cs.wikipedia.org/)。2016年2月16日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
今年のF1はこの表を見て各チームのシャシーとパワーユニットを呼びましょう。
各チームのドライバー
各チームのドライバー一覧です。
コンストラクター | ドライバー(カーナンバー) | |
---|---|---|
メルセデス | ルイス・ハミルトン(44) | ニコ・ロズベルグ(6) |
フェラーリ | セバスチャン・ベッテル(5) | キミ・ライコネン(7) |
ウィリアムズ | フェリペ・マッサ(19) | バルテッリ・ボッタス(77) |
レッドブル | ダニエル・リカルド(3) | ダニール・クビアト(26) |
フォース・インディア | ニコ・ヒュルケンベルグ(27) | セルジオ・ペレス(11) |
ルノー | ケビン・マグヌッセン(20) | ジョリオン・パーマー(30) |
トロ・ロッソ | マックス・フェルスタッペン(33) | カルロス・サインツ(55) |
ザウバー | マーカス・エリクソン(9) | フェリペ・ナッセ(12) |
マクラーレン・ホンダ | フェルナンド・アロンソ(14) | ジェンソン・バトン(22) |
マノー | パスカル・ウェーレイン(94) | リオ・ハリアント(88) |
ハース | ロマン・グロージャン(8) | エステバン・グティエレス(21) |
マクラーレン・ホンダMP4-31(Honda RA616H)のエンジン音
ついにマクラーレン・ホンダMP4-31のエンジン火が入りました。
First fire-up: hear the #McLarenHonda MP4-31 as it roars into action at the #MTC.https://t.co/YrS9u6vElJ
— McLaren (@McLarenF1) February 14, 2016
昨年は「ホンダ・エンジンのしゃがれ声」と揶揄されましたが、今年はどうでしょうか?
今年のエンジンはターボとエネルギー回生効率を改良して、昨年よりは戦えると期待していますが、問題はどの位置に入ってくるかということです。
メルセデスには及ばないまでも、フェラーリと競えるところまでは行ってほしいものです。
メルセデスのクリスチャン・トト・ヴォルフもホンダを警戒しているようですし、今年の躍進は間違いないと思っています。
以下の記事も参考になりますよ。
フェラーリ(Ferrari 059/5)のエンジン音
マクラーレン・ホンダMP4-31より先んじて、フェラーリのエンジン音も公開されています。
これだけだとホンダのエンジンと大差ないですが、2015年のエンジンサウンドより改良されているはずですので、静かなF1ということはなさそうです。
どうせ公開するなら、スロットルを開けてほしいものですね。
フェラーリは2015年に比べ、パワーユニットのレイアウトを大幅に変えてきていますので、最初は信頼性に苦しむのではないでしょうか?
信頼性が安定するまではマクラーレン・ホンダの方が前ということもありそうな気がしてます。
参照 【図解】 フェラーリ 2016年パワーユニットのレイアウト変更(F1-Gate.com)
メルセデスF1 W07 Hybrid(Mercedes-Benz PU106C)のエンジン音
メルセデスのエンジン音も公開されていました。
メルセデスの映像には2本のウェイストゲートパイプが見えます。
これによって、今年のF1サウンドも変わっていくことが期待されています。
以下は同じエンジンを積むマノー。
マノーの方がいい音です。
Our hearts just skipped a beat. The MRT05 has roared into life & we just had to share! #MBFamily #F1 pic.twitter.com/t5zjDuufT5
— Manor Racing (@ManorRacing) February 15, 2016
ウイリアムズ FW38のエンジン音も出ました。
Listen to the @WilliamsRacing FW38 for the first time as the car fires up ahead of the first pre-season test https://t.co/cnMPay6yIp
— Williams Racing (@WilliamsRacing) February 16, 2016
ルノーRS16のカラーリング
2016年F1にルノーが帰ってきます。
ドライバーもケビン・マグヌッセンになりますので、パストール・マルドナドより期待できます。
すでにルノーRS16の暫定カラーリングが公開されました。
出典:RENAULT PRÉSENTE UN PROGRAMME EXHAUSTIF EN SPORT AUTOMOBILE(RENAULT SPORT:http://www.renaultsport.com/Renault-presente-un-programme-exhaustif-en-Sport-Automobile.html)
黒と黄色を基調にしたマシンで、ルノー撤退前の2010年マシン:R30(当ページのimage photo)より強そうな感じがします。
昨年はレッドブルとの不仲で最低のシーズンを過ごしたルノーですが、このカラーを目の当たりにして、応援したい気持ちが強くなってきました。
メルセデス、フェラーリ、マクラーレン・ホンダ、ルノーが4強となって闘うF1が近いことが感じられます。
2017年にはトークンの縛りがなくなりますので、4強時代が来ることは間違いありませんが、今年のシーズンもメルセデスの圧勝になることだけは避けて欲しいです。
あ、レッドブルを忘れてました…5強でしょうか?
※結局ルノーのカラーリングは以下のように黄色ベースになりました。黒ベースの方がカッコいいのにね。
Photo by Miguel Angel Aranda (Viper) Fol
以下もご参照ください。
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