アルバム「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ(Black Tie White Noise)」からは以下のようなラインナップのシングルが発売されています。
- Jump They Say
- Black Tie White Noise
- Miracle Goodnight
これらの曲のMIX集やアナログ盤で14種類のシングルが発売されています。
Miracle Goodnight
私がボウイのファンになったのは「‘アワーズ…’」からだったので、アルバム「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」からのシングルは、もうほとんど買うことは出来ませんでした。
私が持っているものはこの「Miracle Goodnight」1枚だけです。
収録曲は以下の4曲です。
- Miracle Goodnight (Album Version)
- Miracle Goodnight (12″ 2 Chord Philly Mix)
- Miracle Goodnight (Maserati Blunted Dub)
- Looking For Lester (Album Version)
1曲目と4曲目はアルバムに入っているものと同じなので、聴き所は「12″ 2 Chord Philly Mix」と「Maserati Blunted Dub」になります。
私はどちらかというと「Miracle Goodnight (Maserati Blunted Dub)」の方が好きなのですが、このシングルを買う価値があるかどうか聞かれると、答えに窮します。
最近の圧倒的なアルバムを聴いた後では、このアルバムの曲も色あせてしまいます。
Real Cool World
「Real Cool World」は「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」からのシングルと言えないかもしれません。オリジナルのアルバムにはこの曲は含まれていません。
同時期に映画に提供された曲なので、サウンドトラックからのシングルになります。
ヤフオクで苦労して手に入れたCDですが、後にリマスター版を収録して再発されています。
今ではヤフオクで手に入れたCDはどこかに行ってしまいました。
- Real Cool World (2003 Digital Remaster)
- Real Cool World (Radio Remix)
- Real Cool World (Cool Dub Thing 1)
- Real Cool World (12″ Club Mix)
- Real Cool World (Cool Dub Overture)
- Real Cool World (Cool Dub Thing 2)
このアルバムバージョンの曲は大好きで、落札後にはじめて聴いた時とてもうれしかったのを覚えています。
ひょっとすると落札時に値が跳ね上がって、手に入れただけでもうれしかったのかもしれませんが…
ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ – スペシャル・エディション
「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」は2003年に2CD+DVDのボックスセットで再発されています。
ボーナスCDには「Real Cool World」も入ってます。
全てではないにしても、シングルで発売されたリミックスも数曲収録されています。
ボーナスCD
ボーナスCDの収録曲は以下。
- Real Cool World
- Lucy Can’t Dance
- Jump They Say [Rock Mix]
- Black Tie White Noise [3rd Floor US Radio Mix]
- Miracle Goodnight [Make Believe Mix]
- Don’t Let Me Down & Down [Indonesian Vocal Version]
- You’ve Been Around [Dangers 12″ Remix]
- Jump They Say [Brother In Rhythm 12″ Remix]
- Black Tie White Noise [Here Come Da Jazz]
- Pallas Athena [Don’t Praying Remix No.2]
- Nite Flights [Moodswings Back To Basic Remix]
- Jump They Say [Dub Oddity]
DVD
日本版を買ったのですがDVDには字幕が付いていません。
ボウイのトークがたくさん入っているのですが、意味不明です。
- Introduction
- with Lester Bowie
- on Reeves Gabrels
- You’ve Been Around
- Expanding And Experimenting
- Nite Flights
- Otherness
- Miracle Goodnight
- On Marriage
- Black Tie White Noise
- with Mick Ronson
- I Feel Free
- with Nile Rodgers
- I Know It’s Gonna Happen Someday
- Miracle Goodnight
- Jump They Say
- Black Tie White Noise
- Credits
この時期のボウイはカッコいいです。
モノクロのトーク映像もいい感じです。
たっぷり1時間以上の映像が収録されています。
字幕が入っていれば言うことなかったのですが…
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ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ-スペシャル・エディション
この時期のボウイの映像がとにかくカッコいいです。
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コメント
やまりんさん、おはようございます。
いつも楽しい記事をありがとうございます。
「BTWN」のDVDは、2CD+1DVDが出る前に1993年にDVD単体が輸入盤で出ています。
それには、日本語の他、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語の字幕が付いています。
aladdindogsさん、それってはじめて知りました。
このDVDはボウイのトークがカッコいいですよね。
字幕入ってるDVDがありました。
Amazonでも売ってますね。
情報ありがとうございます。
同じナイルロジャースがプロデュースしたレッツダンスあたりは全然好きじゃないのですが(笑)、ブラックタイは、僕が初めて買ったボウイのオリジナルアルバムで、多感でお金のない時期に聴きまくった事もあり、思い入れのあるアルバムです。
ボウイの優しい気持ちが感じられるような気がして、今でも時々聴きます。
当時、なけなしのお金はたいてビデオも買いましたよ…。販促品で、絵葉書セットがCDショップに置いてあって大量にゲットしたんですけど、あれどっかにしまってあるのかなぁ…
カラアゲボーイさん、ありがとうございます。
このアルバムはイマンとのおのろけたっぷりという感じのアルバムですね。
それにボウイは昔からジャズ好きでした。
一番楽しそうなボウイが聴けるのはこのアルバムかもしれません。
やまりんさんの今回の記事を見て、DVDを見返してみました。
ティンマシーン、サウンド+ヴィジョン・ツアーを経て、イマンと結婚して出された「BTWN」。
黒人との結婚、ボウイは昔から異国人に対して、偏見を持つ所か、興味や愛まで持っていたと思います。
タイトルに「ブラック」「ホワイト」を使っている所も意味深ですよね。
ボウイは以前から、曲にサックスを入れてましたけど、レスター・ボウイのトランペットでジャズっぽさが融合され、本当にカッコいい音楽になっているんですけど、他の一般的なヒット作に比べると評価は低すぎると思います。
DVDのハイライトは、痩せこけたミック・ロンソンとのセッションでしょうか。
きっと今頃、天国でまたセッションしているでしょう。
ボラン、レノン、リードもいるかもですね。
aladdindogsさん、ミック・ロンソンのコメントありがとうございます。
記事に書こうと思いながら漏れてました。
「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」はミック・ロンソンが戻ってきてくれたことでも、特筆すべきアルバムです。
今日は、急にボウイのアルバムが聞きたくなって、色々聞きましたが、「リアリティ」もいい曲が詰まってますね。久しぶりに聞くと、なにか新鮮で。
私のお気に入りの曲を2曲もカバーしてくれてますし。
一つはジョージ・ハリスンの曲「トライ・サム・バイ・サム」、ボウイはカバーするまでジョージの曲だと知らなかったって言うのが以外でしたけど。
もう一つは、ボートラですが、レイ・デイビスの「ウォータールー・サンセット」。
2曲ともいい曲ですね。
勿論、オリジナルもみんないい曲で大好きです。
aladdindogsさん、ありがとうございます。
私は「アワーズ」以降のアルバムはどれも大好きです。
「レッツ・ダンス」〜「アースリング」までは好みが分かれますが…
今後、当ブログで、「アーリータイムス」〜「★」の間で、ベスト選曲を決めていくページをアップしようかと考えています。