書籍の電子化・自炊のはじめ方
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デヴィッド・ボウイ「地球に落ちてきた男」舞台化企画「Lazarus」:エンダ・ウォルシュと共作で脚本制作中。サウンドトラックまたは新作アルバムの期待大。

デヴィッド・ボウイの世界

今、一番気になっているのがデヴィッド・ボウイの舞台「地球に落ちてきた男」のことです。
既に4月初旬のニュースでしたので、ずっと気になっていました。
「デヴィッド・ボウイ」でgoogleサーチすると現在トップヒットする話題です。

劇中では、ボウイが同作のために書き下ろした楽曲群や、これまでの楽曲に新たなアレンジを施したものが使用されるという。

参照:「デヴィッド・ボウイが『地球に落ちてきた男』を舞台化、書き下ろし楽曲を使用」CINRA.NET

このニュースが現実になれば、近いうちにデヴィッド・ボウイの新作が発表される可能性が高まってきます。

参考:「デヴィッド・ボウイ、『地球に落ちてきた男』の演劇制作に参加。新曲も提供」ro69.jp

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デヴィッド・ボウイ主演映画で最もメジャーなのが「地球に落ちてきた男」(1975年撮影開始)

記事を書こうと思い立ったのですが、私はまだ「地球に落ちてきた男」を観ていませんでした。
この映画を観ずして記事を書くわけにもいかず、すこし待ったがかかってしまいました。
AmazonでBlu-rayを買いました。DVDと迷いましたが、ボウイファンならばBlu-rayでしょう。到着後、仕事もそっちのけで2時間以上の大作を観始めました。

ニコラス・ローグ監督のこの映画は、初めて観ます。139分の作品で、主演はデヴィッド・ボウイ、恋人役にキャンディ・クラークです。
(制作総指揮:サイ・リトヴィノフ、原作:ウォルター・テヴィス)
一通り視聴を終えた感想は…「よくわからん」です。

芸術作品扱いだからだと思いますが、女優さんの下半身出ちゃってます。もちろんデヴィッド・ボウイも見えます(ちらちらですが)。

これは考えながら観る映画ですね。何度も観て議論するような題材としてはもってこいです。
私の場合は何も考えず観られる映画を好んでいますので、こういった作品を見るのは少し苦手です。

しかし、ジャケットの裏のキャッチコピーとストーリー概要を見ると「なるほど」と思えてきます。
以下引用になります。

デヴィッド・ボウイ主演カルト的な人気を誇るSF映画

水を求め、希望を求め 男は地球に落ちてきた…

地球に落ちてきたひとりの男。彼は砂漠と化した惑星から水を求めてやってきた宇宙人だった。
(中略)
グラムロックスターとして人気絶頂のデヴィッド・ボウイを主役に起用。「赤い影」のニコラス・ローグ監督が、孤独な宇宙人の姿を通して現代社会を捉え、単なるSF映画に留まらない傑作を生んだ。ボウイのカリスマ性と緻密かつ幻想的な映像が、観るものに強烈な印象を残す。

出典:「地球に落ちてきた男」(NBCユニバーサル・エンターテイメント)ジャケット解説より

この概要を読んでからじゃないと観てもかなりつまらない作品かも。
象徴的な映像が多すぎて、現実に何が起こっているのかよく分かりませんし、時間経過も捕らえづらい。
しかし、この概要をしっかり頭に入れてみれば、ボウイ(英国出身のトーマス・ジェローム・ニュートン役)が複数のTVを同時に見るシーンや実験材料にされるボウイのシーンが生きてきます。

この映画がどのような舞台になるのか想像もつきませんが、私の場合はこの舞台のサウンドトラック的なアルバムが出ることを期待しています。

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「地球に落ちてきた男」の1シーンをジャケットに使用した「ステイション・トゥ・ステイション」(1976年発表作品)からの曲が使われるのでは?

デヴィッド・ボウイの傑作をあげると枚挙にいとまが無いのですが、ジギーより新しく、かつインストルメンタルを含まない1970年代の中から選べと言われれば、この「ステイション・トゥ・ステイション」で間違いないでしょう。

「シン・ホワイト・デューク」期の作品であり、「ザ・リターン・オブ・ザ・シン・ホワイト・デューク」というアルバム名の候補もあったようです。
詳しくはこのアルバムの解説に譲りますが(いつになるか分かりませんが)、このアルバム曲からの新アレンジが舞台に使われることを期待しています。

「Stay」は絶対新アレンジでお願いします。
6曲しかないアルバムなので、いっそ全曲新アレンジであれば言うことないです。

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プラス新曲のアルバムを想像すると傑作アルバム間違いなし

ニュースによれば、この舞台のためにデヴィッド・ボウイは新曲を書き下ろしています。
どんな曲になるのか、いてもたってもいられず、はやる気持ちを抑えきれません。

「Christiane F.」の様なオリジナル・サウンド・トラックができあがれば素敵です。いや、もっと上の傑作を期待してます。
発売日は舞台公開と同時で年内でお願いします。

…「世界を売った男」の記事を、また、延ばしてしまいました。


僕がAmazonで買ったBlu-Rayは以下。
イラスト調のジャケットとピクチャーディスクがカッコイイ。

地球に落ちて来た男 [Blu-ray]

地球に落ちて来た男 [Blu-ray](Amazon)

©8blue


以下の関連ページもご覧下さい。


コメント

  1. aladdindogs より:

    やまりんさん、「地球に落ちて来た男」は、確かにカルト映画ですが、私は傑作だと思いますし、一番好きなボウイ映画です。
    世間的には「戦場のメリークリスマス」の評価が高いですが。
    最初の劇場公開では、無残にカットされ(確か20分位短い)、唯でさえ解り難い内容が更に解り難くなっていました。しかも、日本ではあの部分にはボカシが入ってました。
    海外盤で出たフルバージョン、ボカシ無しのVHSを購入しましたが、当然字幕はありません。
    日本で出た最初のフルバージョンのDVDは、ボカシ入りでしかも画質がひどく悪いものでした。
    やがて、海外盤で画質の良いDVD
    とブルーレイが出て、ついに今回の
    日本盤ブルーレイの発売となりました。
    心配したボカシも無く、画質も今までで最高でしかも低価格、本当に良い時代になったものです。
    長々となってしまいましたが、私も舞台版の曲が楽しみです。

    • Lin やまりん より:

      aladdindogsさま

      いつも、ありがとうございます。
      戦場のメリークリスマスはカットしてあったんですね。
      知りませんでした。
      僕も見てみようかな。

  2. aladdindogs より:

    やまりんさん、ごめんなさい。
    カットされたのは「地球に落ちて来た男」の方です。

    • Lin やまりん より:

      aladdindogsさま

      ありがとうございました。
      4行目から「地球に落ちて来た男」のことですね。

      1つ教えて欲しいのですが、ウッディー・ウッドマンジーとミック・ウッドマンジーは同じ人ですよね。色々な書籍でまちまちになっていますが。

      今度のヴィスコンティとウッドマンジーのライブには行かれますか?
      私は無理ですが…

  3. aladdindogs より:

    「戦場のメリークリスマス」も、勿論大島渚の傑作ですので、是非観て下さい。
    もし、購入する場合はDVDの方をお勧めします。
    日本盤ブルーレイは、画質悪くて高いので、良質な物が出るまで待った方が良いでしょう。

  4. aladdindogs より:

    ウッディは、ニックネームなんですが、時として、ウッディ・ウッドマンジーとか、ミック・ウッディ・ウッドマンジーとか表記されています。
    ちなみに、ご存知とは思いますが、ミック・ロンソンはロンノ(ロノ)って呼ばれますよね。

    それと私は、正直言ってボウイのいない「HOLY HOLY」には、あまり興味はありません。

    • Lin やまりん より:

      aladdindogsさま

      ウッドマンジーの件、ありがとうございました。
      また、よろしくお願いします。

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