photo by Jose Miletti
小さい頃憧れた鉄腕アトム、エイトマン、鉄人28号。
まだまだ、現実にならないけれど、ずっと前からロボットへの挑戦は続いていました。
でも、現実にロボットは何に使えるのでしょうか?
まだまだ、研究開発の段階で、「夢を売る」PR戦略にしか使えないものかもしれません。
しかし、ホンダのASIMOのように未来を求めて研究開発を続ける姿勢は崩して欲しくない分野です。
ソフトバンクのPepperが一般発売され、1分で1,000台売れたとのニュースも聞きます。
映画ロッキー4でもポーリーの相棒になっていた家庭用ロボットですが、現実の生活に浸透するでしょうか?
ということで、いままで紹介されて、私の記憶に残っているロボットを集めてみました。
ASIMO
テレビでも何度も紹介されたロボット。
最初は2足歩行の研究から始まったロボット(E0)ですが、様々なセンサーの発展に伴って自己判断可能なロボットになりつつあるようです。
私は日本の開発したロボットと言えばASIMOが一番に思い起されます。
一番未来を感じる取り組みだと思います。
ASIMOの研究開発からさまざまな製品が生まれています。
HondaのサイトでASIMO特集ページが組まれていますので、是非ご覧下さい。
AIBO
2足歩行ロボットではありませんが、1999年から発売されたSonyのペットロボットがAIBOです。
最初は25万円以上しました。
様々なタイプが生産されましたが、2006年で生産終了となってしまいました。
動物を飼えない方には心の癒やしとなったロボットといえそうです。
photo by Jope
ムラタセイサク君Ⓡ・ムラタセイコちゃんⓇ
実は私はこのページの中では、ムラタセイサク君Ⓡ・ムラタセイコちゃんⓇが一番好きかもしれません。
自転車をこいだり、一輪車にのったりする姿がほほえましいですね。
しかし、このロボットにも最先端の技術が詰まっています。
村田製作所の積層コンデンサ技術とセンサー技術の結晶と言えるでしょう。
photo by na0905
HRP-2
HRP-2はフォルムがパトレイバーそっくりです。
調べてみるとデザイン担当が「機動警察パトレイバー」の出渕裕さんでした。
参照:「HRP-2」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2015年6月22日22時(日本時間)現在での最新版を取得。
HRP-4C:未夢(ミーム)
このロボットはヤマハの音声合成システムVOCALOIDを使ったことが特徴のようです。
役に立たないと批判もあったようですが、人型としては一番夢に近いかもしれません。
参照:「HRP-4C」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2015年6月22日22時(日本時間)現在での最新版を取得。
photo by Taro
平井和正ファンの私としてはこの程度では許せない面もあります。(「アンドロイドお雪」がおすすめです。画像はAmazonへリンクしています。)
Pepper(ペッパー)
今、まさに話題なのがペッパーです。
6月受付分の販売があっという間に売れてしまったことには驚きを隠せません。
本体価格は意外に安いですが、アプリを含めると高額商品となります。
おまけに保守料金もかかります。
本体価格だけ見て買った人いませんか?
下の動画を見ると欲しくなるのも分かります。
イメージ戦略としては大成功ですね。
必要とされるロボットとは
現在、実用的なロボットというと、介護補助ロボットであったり(パワードスーツのようなもの)、原発探査ロボットを思い浮かべることが出来ます。
セコムの屋外巡回ロボットもありました。
ドローンも一種のロボットかもしれません。
photo by The Conmunity – Pop Culture Geek
探査ロボット「Survey Runner(サーベイランナー)」(トピー工業)」
参考:「福島第一原発の復旧支援を行う探査ロボットを東京電力に貸与」トピー工業
人では無理な仕事をこなす、人を補助するものが求められていることは確かです。
Hondaや村田製作所の開発のように本当に必要とされる派生製品を生み出しながら、ロボット開発を続けていく姿勢が未来を切り拓いてくれると信じます。
到達点はやはり鉄腕アトムですかね?
未来を動かすソフトアクチュエータ―高分子・生体材料を中心とした研究開発 (新材料・新素材シリーズ)
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