Photo by qthomasbower
デビッド・ボウイはカバー曲の選曲、アレンジが秀逸なことで知られています。
そこで、オリジナルアルバムの中からカバー曲のみをピックアップしてみました。
ティン・マシーンは対象外としました。
なお、ピンナップス(PIN UPS)は全曲カバー曲なのでこのアルバムものぞきました。
(アムステルダム(Port of Amsterdam)が大好きなのですが、これはピンナップスのライコ版しか入っていません。)
オリジナルアルバムからは18曲をピックアップしましたが、ひょっとすると漏れているかもしれません。(曲か詞にボウイのクレジットのあるものは対象から外してあります)
漏れがあったら、ご指摘いただけると助かります。
- ハンキー・ドリー(Hunky Dory)
- ジギー・スターダスト(The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars)
- アラジン・セイン(Aladdin Sane)
- ヤング・アメリカンズ(Young Americans)
- ステイション・トゥ・ステイション(Station To Station)
- スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters)
- レッツ・ダンス(Let’s Dance)
- トゥナイト(Tonight)
- ネバー・レット・ミー・ダウン(Never Let Me Down)
- ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ(Black Tie White Noise)
- ヒーザン(Heathen)
- リアリティー(Reality)
ハンキー・ドリー(Hunky Dory)
Fill Your Heart
アメリカのシンガーソングライター、ビフ・ローズの曲。
この曲は原曲に比較的近いです。
ジギー・スターダスト(The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars)
It Ain’t Easy
ロン・デイヴィーズのカバー。
この曲はアルバムのなかでも異色です。
他の曲でも良かったかも。
アラジン・セイン(Aladdin Sane)
Lets Spend The Night Together
ローリング・ストーンズのシングル曲。
曲の疾走感がたまりません。
ヤング・アメリカンズ(Young Americans)
Across The Universe
言わずと知れたビートルズナンバーです。
この曲もアルバムにそぐわないような…
ステイション・トゥ・ステイション(Station To Station)
Wild Is The Wind
映画「野生の息吹」のテーマ。ジョニー・マティス。
ボウイのカバーもいいですけど、この曲は原曲が好きすぎて…
スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters)
Kingdom Come
トム・ヴァーラインの曲
アルバムのなかでは少しトーンダウンしてしまう曲かも…
レッツ・ダンス(Let’s Dance)
Criminal World
メトロというバンドの曲
ちょっとイカしたカバーだと思います。
トゥナイト(Tonight)
Don’t look down
イギー・ポップの曲
レゲエの曲として再構築をはかったもの。
God only knows
ビーチ・ボーイズの曲
I keep forgettin’
チャック・ジョンソンの曲
なんにも言うことありません。このアルバム自体の評価は少しつらいです。
ネバー・レット・ミー・ダウン(Never Let Me Down)
Bang Bang
イギー・ポップの曲
ボウイの黒歴史として抹消してしまいましょう。
ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ(Black Tie White Noise)
I Feel Free
クリームの曲
このカバーはミック・ロンソンがパフォーマンスしています。
Nite Flights
ウォーカー・ブラザーズの曲
I Know It’s Gonna Happen Someday
モリッシーの曲
この曲はボウイの新境地として評価が高いのですが、アルバム自体にいまいちな感じがありますので、あまり好きになれません。
ヒーザン(Heathen)
Cactus
ピクシーズの曲
ボウイヴァージョンの方が圧倒的に聞きやすく、ノリのいい曲に仕上がっています。
I’ve Been Waiting For You
ニール・ヤングの曲
原曲聞いたことありませんが、ボウイのカバーは大好きです。
Took a Trip On a Gemini Spaceship
レジェンダリー・スターダスト・カウボーイの曲
原曲を聴いても私だったらカバーする気になれないと思います。
ボウイの魔法で素晴らしい曲に仕上がっています。
リアリティー(Reality)
Pablo Picasso
リッチマンの70年台の曲
これも原曲を聴いてもカバーする気になれない曲。ボウイならではのカバー。
70年台の曲がここまで若返るなら、セルフカバーをもっとやって欲しくなります。
Try Some, Buy Some
ジョージ・ハリスンの曲
以上、ピックアップしてみました。
「トゥナイト」と「ネバー・レット・ミー・ダウン」のカバー曲を外せば、プレイリストにしても聴ける構成になります。
改めて聴いてみると、私が大好きなのはヒーザン(Heathen)の3曲とリアリティ(Reality)の「Pablo Picasso」です。
やはりヒーザンはアルバムとしての完成度が高いですね。
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デヴィッド・ボウイが魅せられた名曲たち
原曲を聴くならこちらがおすすめ。
※このページの全ての曲を聴けるわけではないので、ご注意下さい。
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コメント
やまりんさん、どうやらボウイのニューアルバムが出るみたいです。
まだ公式には発表されていませんが、来月にシングル、来年の1月8日(ボウイの誕生日)にアルバムが発表されるらしいと。
そのシングルが、「ラストパンサーズ」に使われる曲で10分の大作で、アルバム全体もジャズっぽいみたいです。(Sueみたいのでしょうか)
いっれにしても、楽しみですね。
aladdindogsさま
情報ありがとうございます。
とても楽しみです。
首を長くして待ってます。
新作はシングルの曲名「Blackstar」を冠したもので、全7曲。
前回の「Fiveyears」の時もオフィシャルより先に、雑誌で報じられましたので、今回も信憑性はあります。
aladdindogs さま
ありがとうございます。
ネットでも情報を確認いたしました。
もう少し情報が出てくるといいですね。
当ブログでも取り上げたいです。
この情報を報じた雑誌はなんですか?
公式facebookでも情報が公開されました。
雑誌は「The Time」ですが、公式Facebookでも、告知されましたね。
そちらでは、シングルは「ラザロ」になってますね。
aladdindogs さま
ありがとうございました。
なんとか記事にしてみます。
挫折したら、ごめんなさい。
ブラック・タイ・ホワイト・ノイズの
「I FEEL FREE」はクリームのカバー
ではないでしょうか?
suburbanさん、はじめまして。
おっしゃる通り、クリームのカバーです。
記事の中では漏れていました。
追加しておきます。
ありがとうございました。
ジグジグスパトニックの「love missile F1-11」、ブルース・スプリングスティーンの「都会で聖者になるのは大変だ」のカバーも超絶良いです。両方とも日本でCD化されてます
ユミタソさん、ありがとうございます。
「It’s Hard To Be A Saint In The City」はスプリングスティーンだったんですね。
初めて認識しました。
たしかに、これ名曲です。
Sound + VisionやThe Best of David Bowieにしか収録されていない(?)レア曲?
これは「Diamond Dogs」のアウトテイクなんですかね? 雰囲気がそんな感じです。
どちらの曲も裏声がいいです。