独特のエレクトリック・ブギー・サウンドでグラム・ロックブームを牽引したT.REX。マーク・ボランのどこにもないサウンドに脳細胞が反応した感じ。（デヴィッド・ボウイ周辺のアーティストたち – プレビュー①）

image by Ian Burt

僕がT.Rexを聴くようになったのは2002年ごろではないかと思います。
もちろんデヴィッド・ボウイつながりです。

デヴィッド・ボウイがライブで「Get It On」を口ずさんでしまったとか、トニー・ヴィスコンティーがプロデューサーだったからとか、そんな流れだと思います。

しかし、結構ハマりまして、「電気の武者」（Electric Warrior）だけで4枚ぐらいCDを持っていたりします。
なぜ、このようなことになっているのか、記憶に残っていないのですが、それぞれ、バージョン違いです。

T.Rexをよく聴いていた時期があるのですが、ライナーもあまり読んでいないので、知っていることも多くありません。

T.Rexは最初は2人組で「ティラノザウルス・レックス」だったとか、29歳でマーク・ボランは交通事故死してしまったぐらいしか知りません。

Wikiを見てみたら、メンバーがあまりにも多いのでびっくりしてしまいました。
T.Rexで知っているのはマーク・ボランだけです。

デヴィッド・ボウイとは全く違う形で、好きになっているんだと思います。

この記事を書くために押し入れをあさっていたら、全く開封していないCDが2枚出てきました。やっと開封して聞きながら書いてます。やっぱりT.Rexはいいですね。

万が一このページに出会った方は是非T.Rexを聴いてみて下さい。
ビートルズよりもハマるかもしれませんよ。

初めて買った2枚のアルバム
1. 20th Century Boy: The Ultimate Collection
2. Great Hits
T.レックス（T.Rex）
電気の武者（Electric Warrior）
ザ・スライダー（The Slider）
タンクス（Tanx）
ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー（Zinc Alloy And The Hidden Riders Of Tomorrow Or A Creamed Cage In August）
ブギーのアイドル（Bolan’s Zip Gun）
銀河系よりの使者（Futuristic Dragon）
地下世界のダンディ（Dandy In The Underworld）
Born To Boogie：The Motion Picture Soundtrack Born To Boogie：T. Rex in Concert（18th March 1972）
その他のアルバム
1. The Final Cuts
2. 軌跡〜ベスト・オブ・T.REX

初めて買った2枚のアルバム

前述したように「Get It On」が目当てで、レコードショップに行ったら、「Get It On」が入っているアルバムは1枚しかありませんでした。でもグラム・ロックで一時代を築いたというグループですので、ベスト盤も同時に購入。
この2枚を買ったことが本当に良かったと思っています。
T.Rexにのめり込むきっかけになってくれました。

20th Century Boy: The Ultimate Collection

20th Century Boy: Ultimate Collection：image by Amazon

このアルバムはとても気に入りました。
どちらかというとヨレヨレな、けだるい感じがする音楽ですが、歌声がきれいでした。

Great Hits

グレイト・ヒッツ：image by Amazon

T.Rexはあまり知らなかったので、ベスト盤も買って帰りました。
「Telegram Sam」「Jitterbug Love」「Metal Guru」「20th Century Boy」「Children Of The Revolution」「The Groover」等の知っている曲がいっぱい入ってました。

無意識のうちに聴いていて、耳に残った曲が多いことに、自分でもびっくりしました。

あとはアルバムをあさるように買って聴いていました。

以下、僕の持っているアルバムを列挙していきます。
「ザ・スライダー」〜「地下世界のダンディ」のアルバムは全て2枚組（オルタネイト・バージョン付き）を購入していました（RHINO/EDSELレーベル）。

T.レックス（T.Rex）

T-Rex：image by Amazon

これはティラノザウルス・レックスからT.Rexになって最初のアルバムだと思います。
僕の持っているアルバムはたくさんボーナストラックが入ってるようで、24曲入りです。
アルバム全体を通してとても美しい曲が多いです。

電気の武者（Electric Warrior）

Electric Warrior：image by Amazon

紙ジャケ仕様のものやLPサイズのもの、SHM-CD等、このアルバムだけで4枚持ってました。
SHM-CDの一枚は封も切ってなかったです。
かなりスカスカな感じのサウンドの楽曲が並びます。ボランの感性はどこにあったのでしょうね。たぶんアコースティックな音楽を無理矢理エレキで奏でるために起こる微妙な感じだと思います。でも、なぜかお気に入りのアルバムになりました。
アルバムの日本語タイトルが笑えます。

「Bang A Gong（Get It On）」のオリジナルはこのアルバムに入っています。

このアルバムがT.Rexの代表的なアルバムと言われていますが、僕にはよく分かりません。

ザ・スライダー（The Slider）

●オルタネイト・ディスクのタイトル「The Alternate Slider（RABBIT FIGHTER）」

ザ・スライダー：image by Amazon

T.Rexの代表的なアルバムとしては僕はこちらを押します。
このアルバムにはキャッチーな曲がいっぱい入っています。

「Metal Guru」「Telegram Sam」「Thunderwing」「Lady」等、とっても好きなアルバムです。

タンクス（Tanx）

●オルタネイト・ディスクのタイトル「The Alternate Tanx（LEFT HAND LUKE）」

Tanx：image by Amazon

ジャケットが独特です。
2枚組のCDは、どちらも20曲以上は収録されていますので、オリジナルは何曲入っていたのか、見当も付きません。

ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー（Zinc Alloy And The Hidden Riders Of Tomorrow Or A Creamed Cage In August）

●オルタネイト・ディスクのタイトル「The Alternate Zinc Alloy（CHANGE）」

Zinc Alloy And The Hidden Riders Of Tomorrow Or A Creamed Cage In August：image by Amazon

このアルバムタイトルは翻訳が間違っているのではないかと疑いました。
デヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」のアルバムタイトルに影響されているということを「aladdindogsさん」に教えて頂きました。

以下の記事のコメント参照

【ジギー・スターダスト／ 1972.6.6発表】デヴィッド・ボウイのグラム・ロック期における最高傑作であり、ロック史を代表するコンセプトアルバム登場！

image by RV1864 さて、この「ジギー・スターダスト」というアルバムのことをブログに掲載するときがやって来ました。このアルバムが本当に好きなのですが、僕自身このアルバムのことを知っているのかと自問するとよく分からないのです。 ...

ブギーのアイドル（Bolan’s Zip Gun）

●オルタネイト・ディスクのタイトル「The Alternate Zip Gun（PRECIOUS STAR）」

Bolan’s Zip Gun：image by Amazon

このアルバムを聴きながら、あまりにも記憶に残ってないので、ひょっとして聴いてないのではないかと疑いました。

銀河系よりの使者（Futuristic Dragon）

●オルタネイト・ディスクのタイトル「The Alternate Futuristic Dragon（DAZZLING RAINMENT）」

Futuristic Dragon：image by Amazon

このアルバムはいいですよ。
T.Rexのサウンドが大きく進化しています。
一番好きかもしれません。

地下世界のダンディ（Dandy In The Underworld）

●オルタネイト・ディスクのタイトル「The Alternate Dandy In The Underworld（PRINCE OF PLAYERS）」

Dandy in the Underworld：image by Amazon

このアルバムがオリジナル・アルバムとしては最後になってしまいました。
このまま、サウンドの進化が続けばかなりのバンドになったはずですが、惜しいですね。

Born To Boogie：The Motion Picture Soundtrack Born To Boogie：T. Rex in Concert（18th March 1972）

Born To Boogie：CD：image by Amazon

リンゴ・スターが監督を務めたT.Rexの映画のサウンドトラック。2005年に発売されました。
T.Rexにハマってまもなくのことでしたので、本当にラッキーでした。

同時に3枚組のDVDも発売されました。

Born To Boogie：DVD：image by Amazon

宇宙とりんごのApple Star filmsの映像も確認出来ます。
リンゴ・スターやエルトン・ジョンも出てます。
T. Rex in Concert（18th March 1972）のリハーサル映像も入っています。
メイキングやジャパンツアーの映像（鋤田正義氏や長谷部宏氏が撮影した写真）、鋤田氏やスタイリストの方のインタビューまで。
ファン必携のボックスセットになっています。

ザ・スライダーのハット姿がカッコイイ。