DR-C225W
Canon ImageFORMULA DR-C125を使い続けて来たのですが、あまりにもハードに使い込んだので、ついにスキャンデータにラインが入るようになってしまいました。
サポートに連絡したところ、清掃で直らない場合は結構な金額がかかるとのことでしたので、思い切ってDR-C225Wに買い換えました。
DR-C125は十分すぎるほどに働いてくれましたので、安らかに眠っていただきたいと思います。
DR-C225Wは何が変わったのか?
まだ、十分に使い込んだとは言えないのですが、2冊スキャンした後の感想です。
DR-C125
カラーが若干変わった
上の写真はDR-C125です。
原稿が折り返す部分のカラーが少し、変わりました。ガンメタっぽくなっています。
ロゴの色も黒から白に変わっています。
外観上(ハードは)それだけの違いです。
ソフトウェア・インタフェースが大きく変わりました。
DR-C225 CaptureOnTouch
DR-C125 CaptureOnTouch
どちらかというと私はDR-C125の方が好きです。
DR-C225はコンシューマー向けの方向性が、より強くなっています。
ソフトウェアの変更点
斜行補正に2種類のモードが選択できるようになっています。
- 搬送時の原稿の傾きを補正する
- 画像の傾きを補正する
私は「搬送時の変更の傾きを補正する」を使っています。
スキャン結果ではDR-C125の傾き補正と違いが分かりませんでした。
相変わらず薄い紙に弱いため、 スキャンスピードを遅くする
最初にスキャンしたのがハヤカワ文庫だったのですが、いきなり重送を検知できませんでした。
この点についてはDR-C125から、あまり改善されていません。
というより機械的に困難なので、どうしようもないのかもしれません。
スピードスキャンをすると原稿をダメにしてしまうかもしれませんので、最初からDR-C125で使っていた設定にしてスキャンスピードを落としています。
「画像処理」→「裏写り/地色除去」→「ON」→「スライダーを1メモリ右へ」
この設定で、スキャンスピードを遅く出来ます。
「ガンマの調整」→「カスタム」→「パラメーター:0.9」
私はガンマも調整しています(今回はパラメータを0.9に設定してみました)が、これはスキャンスピードに影響しません。
以下の記事も参照して下さい。
スキャン品質の比較
一番大事なスキャン品質ですが、少し向上しているようです。
DR-C125は奇数ページと偶数ページのスキャン品質の違いが見られました。(コントラストが違っていました)
DR-C225Wにはそのような違いが見うけられませんでした。
少し、グレーの再現性もアップしているような気がします。(感覚的なものなので、個人差があると思いますが…)
まとめ
以上、DR-C125とDR-C225Wを比較してみましたが、大きな違いはありません。
しかし、奇数ページと偶数ページの違いが目立たなくなりましたので、その点ではDR-C225Wの方が良いと思います。
ただ、DR-C125ユーザーで十分使えているのでしたら、あえてDR-C225Wに変更する必要は無いように思えました。
補足
最初にスキャンする際、「ドライバーがロードできません」というエラーが表示されて、困りました。
DR-C225WはWi-Fi接続が可能な機種なのですが、そのスイッチが機体の後ろ側にあります。
USB接続して使う場合、このスイッチをオフにしていないとエラーが表示されますので、ご注意下さい。
www.bluelady.jp
Canon ドキュメントスキャナ imageFORMULA DR-C225W
スキャン原稿がばらけないのが最大のメリットです。
by Amazon
コメント