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ついにレッドブル・ホンダの誕生が正式発表されました。
F1にパワーユニットが導入されてからレッドブルとルノーの関係は日増しに悪化していき、ロン・デニスが拒絶しなければ、もっと早い段階でレッドブル・ホンダは誕生していたかもしれません。
ただし、マクラーレンとの関係で作り上げたパワーユニットでは破綻していたでしょう。
マクラーレンと離れたこのタイミングがレッドブル・ホンダ誕生の好機だといえます。
既にトロロッソ・ホンダが契約した時からこのレッドブル・ホンダの誕生は約束されていたのかもしれません。
レッドブルとホンダF1は2019年から2年契約
レッドブルとの契約年数も噂されていたとおり2年となりました。
2001年からは新しいエンジン規約が導入され、ポルシェが参戦するとされており、新時代のF1において、レッドブルは様々な選択肢を考慮したと思われます。
ともあれ、現行のパワーユニットレギュレーション下でレッドブル・ホンダが誕生したことには夢を持っていいでしょう。
これからのパワーユニットは開発しつくされ、性能面では頭打ちになるはずです。
この2年でメルセデス・レベルのパワーユニットが作れればホンダのF1チャンピオンも現実となります。
ただ、一つ心配なのはエイドリアン・ニューウェイがルノーにいくという噂です。
エイドリアン・ニューウェイの所属するチームが常にチャンピオンマシンを作り上げてきました。
そのニューウェイがルノーに行ってしまったら、レッドブルもウィリアムズやマクラーレンのようになってしまうのではないでしょうか?
ダニエル・リカルドの去就は?
ダニエル・リカルドはまだレッドブルとの契約を更新していません。
フェラーリやメルセデスをねらっているという噂もありますが、第一の理由は信頼性問題が多発するルノーエンジンを嫌っていたからといわれています。
パワーユニット時代のルノーエンジンには苦い思いしかないのでしょう。
来年からホンダエンジンになることが決定した今、ダニエル・リカルドの気持ちはどのように変わっていくのでしょうか?
おそらく、フェラーリやメルセデスのシートが空けばレッドブルを離れて行ってしまうのではないでしょうか。
ホンダエンジンの新スペックは0.3秒の改善を果たしたと言われていますが、まだまだ実績を示しているとは言い難いです。
トロロッソ・ホンダで常時トップテンを狙えるようになればダニエル・リカルドも安心してレドブルとの契約を更新するはずです。
ともかく、今年はトロロッソと強いパワーユニットを作り上げて欲しいと思います。
2020年のレッドブル・ホンダでチャンピオンを期待しています。(2019年は無理だと思ってます)
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