10月に発売された18巻で極楽院櫻子さんの「セキレイ」が完結してしまいました。
アニメ化されるずいぶん前からコミックは読んでいました(アニメは未見)。
極楽院櫻子さんの絵柄が大変気に入って「カテゴリ:フリークス」のころから読んでいます。
私が読んだ極楽院櫻子
私が読んだ作品は以下の3つです。
カテゴリ:フリークス
セキレイ
リターナーズ -赫の奇還者-
リターナーズー赫の奇還者ー 1 image by Amazon
「カテゴリ:フリークス」と「リターナーズ」はストーリーに分かりにくさを感じました。
リターナーズはひょっとしたら打ち切りにあった作品なのかもしれません。
突然終わった印象を受けました。
セキレイの設定もよく分かりませんでしたが、各キャラクターに魅力があったが故に最後まで、面白く読ませていただきました。
SEKIREI -ENGAGEMENT-
極楽院櫻子 ビジュアルコレクションブック SEKIREI ―ENGAGEMENT― image by Amazon
セキレイは今まで2冊のビジュアルブックが発売されています。
極楽院櫻子さんの絵柄に惹かれて手に取った作品だけに、ビジュアルブックも購入しました。
1冊目が「SEKIREI -ENGAGEMENT-」
この本はセキレイ5巻が発売された時期に同時に発売されました。
そのため少しページ数としては少なめになっています(110ページほど)。
ビジュアルは63ページまでで、それ以降はキャラクター解説等です。
興味深いのは巻末に掲載されている「セキレイ企画書」です。
コミックの世界の企画書に少しだけ触れることが出来ます。
モノ作りはどんなモノでもコンセプトワークが必要だと分かります。
コミックの世界もたぶん企画書でボツになる作品はたくさんあるだろうと想像できます。
どこかで、コミックの完全な企画書見ることは出来ないかな…
とても興味のある分野です。
SEKIREI -ENDEARMENT-
極楽院櫻子 ビジュアルコレクションブック SEKIREI – ENDEARMENT – image by Amazon
2冊目が「SEKIREI -ENDEARMENT-」
完結18巻と同時発売されました。
表紙は「SEKIREI -ENGAGEMENT-」よりコミック的ですが、中身はこちらの方が充実しています。
絵柄も格段に進歩しているのが分かります。
コミックでは作品の最初と最後で絵柄が変わってしまうものが散見されますが、これもその例だと思います。
ページ数も200ページ近くあって、178ページまでがビジュアルです。
この本は十分に画集といえる構成になっています。
私がこの画集で一番好きなイラストは、78ページから79ページの「コミックス10巻 店舗購入特典イラスト」です。
キャラクターは
- 松
- 風花
- 焰
- 月海
- 結
- 草野
の6人。
このイラストは粗い線にシンプルに色づけしただけのものです。
「ざっくり絵なんですけど…」とコメントがうってありますが、とても魅力を感じるイラストに仕上がってます。
極楽院桜子さんの魅力はそんなイラストにあると思うのですが、画集の中に同様のタッチのものが少ないのが残念です。
この本を読んで「セキレイ」が日本神話のエピソードから来ていることを知りました。(イザナギとイザナミのエピソードですね。)
キャラクターの名前からも「日本」が強く感じられます。
荻原規子さんの作品も大好きなので、日本の古代史や神話のことを勉強したい気持ちがわきました。
次回作「ブレイブスター☆ロマンティクス」にも期待します。
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極楽院櫻子 ビジュアルコレクションブック SEKIREI ―ENGAGEMENT―(画集)
極楽院櫻子 ビジュアルコレクションブック SEKIREI – ENDEARMENT – (画集)
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