はっとりみつる作品で最初に読んだのが「さんかれあ」です。
ゾンビもの+ラブコメという作品ですね。
驚いたのは、この作品がきれいに完結していることです。
この作品を読んで以来、はっとりみつるのファンになってしまいました。
さんかれあ
さんかれあ コミック 1-11巻セット (講談社コミックス) image by Amazon
はっとりみつるの「さんかれあ」は降谷千紘が愛猫のバーブを生き返らせようとするところから始まります。
たまたま出会った散華礼弥(さんかれあ)もゾンビ化してしまい、ゾンビ好きの主人公と惹かれ合うように。
というような荒唐無稽の作品です。
オープニングはコメディ要素が強めになっています。
読み始めたばかりのころは、この作品は終わりそうに無いと思ってしまいました。
私はコメディというのは終わらないものだと思い込んでいるのです。
ところが、それなりにストーリー設定もあって、だんだん物語として進展していきます。
ゾンビ化した散華礼弥をどのように助けるのかが主題です。
主人公の周りの登場人物のキャラクター設定がストーリーの進展に伴って、きちんと見えてきます。
……
この作品の面白いところはラブコメとストーリーもののバランスが絶妙なところです。
ストーリーとして完結まできちんと引っ張って読ませてくれました。
「ラブコメ」という認識は捨てた方が良いのかもしれません。
最後はハッピーエンドなのですが、いくらゾンビが好きでもやっぱりあり得ないかな。
……
「さんかれあ」以外のはっとりみつる作品では「綺麗にしてもらえますか。」が面白いです。
これはオススメ。
© bluelady.jp
オススメ
綺麗にしてもらえますか。(1) (ヤングガンガンコミックス)
※Amazonにリンクします。
コメント