川原礫の「ソードアート・オンライン」は9巻から続いたアリシゼーション編が18巻で完結しました。
アインクラッド:全2巻、フェアリィ・ダンス:全2巻、ファントム・バレット:全2巻、マザーズ・ロザリオ:全1巻、アーリー・アンド・レイト:全1巻、と比較的コンパクトに続いてきたソードアート・オンラインシリーズですが、アリシゼーション編にいたって全10巻の長い物語になりました。
実は私はまだ16巻を読んでいる最中です。
主人公が心神喪失状態になってしまって、ストーリーは混戦状態。
いままでとちょっと違う印象を持っていたら、読書ペースがスローになり、16巻から進まなくなってしまいました。
それでも最新刊の18巻「アリシゼーション・ラスティング」は発売と同時に買いました。
……
その帯を見て驚きました。
なんと「ハリウッドにて実写テレビドラマ進行中!!」の特報が記載されていたのです。
※写真はイメージです。ソードアート・オンライン実写版とは関係ありません。
実写版制作はスカイダンス・メディア
ソードアート・オンラインは劇場アニメ化が現在進行中のはずですが、その公開もまだなのに実写版まで進行することになります。
制作は「ターミネーター:新起動/ジェニシス」や「ミッション:インポッシブル/ローグネイション」を手掛けたスカイダンスです。
私が楽しみにしている「スター・トレック ビヨンド」もここです。
ライトノベルを元にハリウッドが実写化した例では桜坂洋の「All You Need Is Kill」が記憶に新しいですが、ソードアート・オンラインがそれに続きました。
日本のライトノベルもジャパニメーション同様、世界レベルの文化になったことを証明するかのようです。
完全新作「オーディナル・スケール」
実写版については情報が少なすぎて、どのようなものになるのか分かりませんが、アニメの方は2017年の公開に向けてトレーラーも公開されています。
私はソードアート・オンラインのテレビアニメーションも見ていませんし、映画についてもスルーしていたのですが、1つだけ楽しみなことがあります。
それは、このアニメが川原礫の書き下ろし新作を下敷きに制作されるという点です。
18巻までのソードアート・オンラインは川原礫のウェブ小説をリライトしたものでした。
私はウェブ小説を読んではいませんでしたが、古くからのファンは川原礫(九里史生)のサイト「Word Gear」で先に読んでいたのではないでしょうか?
しかし、この映画からは全く世に出たことのないストーリーなのです。
期待しないではいられません。
また、2017年に活字となるソードアート・オンラインがどのようなものなのか、アニメを見ないにしても楽しみはつきません。
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ソードアート・オンライン1 アインクラッド<ソードアート・オンライン> (電撃文庫)
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