アルスラーン戦記は田中芳樹さんの小説で、あの「銀河英雄伝説」と人気を二分する作品です。
私も「銀河英雄伝説」と同時に「アルスラーン戦記」を読んでいました。
さらに「アルスラーン戦記」は過去にもOVAでアニメ化され、見ていた記憶があります。
以下の動画はアニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」です。
このアニメのキャラクター原案は荒川弘さん。
YouTubeNBCUniversal Anime/Music
アルスラーン戦記は天野喜孝です。
私が読んでいた「アルスラーン戦記」は角川文庫版で天野喜孝さんがイラストを描いていました。
そのため、昔見たOVA版のアニメ「アルスラーン戦記」も天野喜孝さんのイラストに近かったように記憶しています。
作品自体は田中芳樹さんの代表作であって、文句なく面白く、OVAを全て見たはずです。
荒川弘によるコミック化
その「アルスラーン戦記」が「鋼の錬金術師」の荒川弘さんによってコミカライズされたことは知っていました。
1巻は購入しています。
ところが、どうしても馴染めませんでした。
荒川弘さんは「鋼の錬金術師」の印象が強すぎますし、私にとって「アルスラーン戦記」は天野喜孝さんに近い絵柄でなくてはならなかったのです。
アニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」
原作は9巻までは最高に面白かったので、最初の「王都奪還」から始まるアニメも面白いと確信しています。
今の若者にはこのキャラクター・デザインが受けるでしょう。
しかし、角川文庫で原作を読んだ世代には違和感があるかもしれません。
私のような天野喜孝世代には、このギャップは埋められないかもしれません。
アニメのキャラクター・デザインに違和感を感じたら小説に戻りましょう。
原作者・田中芳樹に期待すること
角川文庫での「アルスラーン戦記」は9巻から10巻の刊行に間が開きました。
第9巻の刊行が平成4年7月、第10巻の刊行が平成11年12月ですので、実に7年もの空白期間がありました。
私は、これを契機に「アルスラーン戦記」から興味を失ってしまいました。
私の様な、読者は他にもたくさんいるのではないかと想像します。
さらに第11巻の「魔軍襲来」(カッパノベルス)は平成17年の9月であり、これらの刊行のばらつきが、すっかり私の読書意欲を失わせてしまいました。
それでも12巻〜14巻を読み進めましたが、かつてのような興奮は全くなく、最新刊15巻の「戦旗不倒」に至っては積ん読になっています。
……
今回のアニメ「アルスラーン戦記 風塵乱舞」が成功し、私のような世代にもアルスラーン戦記熱を復活させるためにも、作者の田中芳樹さんにお願いしたい。
早く「アルスラーン戦記」の続きを書いて下さい。
できれば、早く完結させてください。
よろしくお願いいたします。
© bluelady.jp
www.bluelady.jp – Recommended
私も早く読みたいと思ってます。
※Amazonにリンクします。
コメント