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2017年F1シーズンにおいてカルロス・サインツとダニール・クビアトというドライバーで参戦していたトロ・ロッソは、マレーシアGPでレッドブル・レーシングのリザーブドライバーであるピエール・ガスリーの起用を発表しました。
ダニール・クビアトはこれにより数戦欠場するようです。
2018年からはホンダのパートナーとなるチームであるだけに、今後のドライバーが気になるところです。
サインツはルノーに移籍が決まっているため、2018年のドライバー布陣はクビアトと誰かという組み合わせかと思っていたのですが、そうでもなさそうです。
トロ・ロッソのドライバーは長くても3年
トロ・ロッソ(イタリア語でレッドブル)は、チーム名でも分かるようにレッドブルのジュニアチームとして若手ドライバーを起用してきた歴史があります。
過去、トロ・ロッソからセバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンらのドライバーが育っています。
トロ・ロッソはレッドブルにとってドライバー育成のチームと位置づけられるためドライバーは長くても3年で交代してきました。
以下に各トロ・ロッソドライバーの在籍期間をまとめてみます。
- ヴィタントニオ・リウィッツィ:2年
- スコット・スピード:2年
- セバスチャン・ベッテル:1年半
- セバスチャン・ボーデ(ブルデー):1年半
- セバスチャン・ブエミ:3年
- ハイメ・アルグエスアリ:2年半
- ダニエル・リカルド:2年
- ジャン・エリック・ベルニュ:3年
- ダニール・クビアト:約3年(※)
- マックス・フェルスタッペン:1年と4レース
- カルロス・サインツ:3年
※ダニール・クビアトは1年トロ・ロッソで過ごした後、1年と4レースをレッドブルに在籍。
その後、フェルスタッペンと交代する形でトロ・ロッソに戻っています。
このように見ていくと、ダニール・クビアトが2018年にトロ・ロッソのドライバーとして残留するということは考えづらいです。
2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーは?
マレーシアGPと日本GPで起用されるピエール・ガスリーは2016年のGP2チャンピオンで、2017年は日本のスーパーフォーミュラで、僅差の2位につけているドライバーです。
そうしてみるとベッテルやリカルドクラスのドライバーとして期待できそうです。
マレーシアGPと日本GPさえ無難にこなせれば、2018年のトロロッソ・ホンダのドライバーに確定するでしょう。
では、もう一人のドライバーは誰なのでしょう?
Niko Kari、Dan Ticktum、Neil Verhagen、Richard Verschoor らのレッドブル・ジュニアチームからステップアップしてくるドライバーはいるのでしょうか?(日本読みがわかりませんでした。)
いずれにしても若手ドライバーとなるでしょう。
ホンダを応援するためにも有名ドライバーを期待したいところですが、チームの性質上。望み薄かもしれません。
……
以前、小林可夢偉がつけていたレースナンバー10番でF1参戦するピエール・ガスリーが、これからの2レースでパフォーマンスを見せるようなら、2018年一推しのドライバーはピエール・ガスリーで決まりです。
もう一人も日本人に馴染めるドライバーだといいのですが。
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