書籍の電子化・自炊のはじめ方
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平井和正の変身

平井和正の世界

平井作品を見ていくと、とても同一作家が書いているとは思えない作品の変化が見て取れます。
「ウルフガイ・シリーズ」と現在の「ウルフガイ・DNA」これらを同じ作家が書いているなんて、不思議な気がします。
たとえ長年の歳月が横たわっていようとも、これほどまでに違った作品を生み出すことができるものなのでしょうか?

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「バチガミ」のこと

平井さんって非常に多面性を備えた作家のように思えますがどうなのでしょう?
「バチガミ」にトリック・スターとして登場する平井さんが本質を表しているような気もしますね。

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「人狼白書」から神がかりに

人狼白書 アダルト・ウルフガイ
人狼白書 アダルト・ウルフガイ” image by Amazon

平井作品の中でも平井さん自身の変化をもろに受けてしまったと感じるのは「アダルト・ウルフガイシリーズ」です。
「脳天気なウルフ」は最終的には「先生イヌカミ」になってしまって、同一人物ではないようですね。
最もよく平井さんを投影されたキャラクターといえるかもしれません。

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デヴィッド・ボウイのこと

デヴィッド・ボウイのペルソナ集結:ジギー・スターダスト、アラジン・セイン、ハロウィン・ジャック、シン・ホワイト・デューク
image by Jérôme Coppée デヴィッド・ボウイはジギー・スターダスト以来、様々なペルソナを演じてきました。 そのことは分かっていたのですが、今まで、全てのビジュアルを一覧する機会が無かったので、ここで紹介します。 サイト・...

突然ですが、70年代のデビッド・ボウイをご存じでしょうか?
ジギー、アラジン・セイン、ハロウィーン・ジャック、シン・ホワイト・デュークといった数々のペルソナを生み出し、それぞれの人格を見事にアルバムに表現しています。
そうやってボウイはポップ・スターを演じきっていたわけです。

平井和正の変身

作品の変化から見るとボウイの作品も平井作品も変化に富んだ「チャレンジ&チェンジズ」が特徴のようですが、デビッド・ボウイのように「演じる」という姿勢は平井さんにはないように思えます。
本当に平井さんは変身してしまっているのかもしれませんね。

(以上 2000.1.24)

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