Photo by Mattijs Grannetia
ついに宇多田ヒカル8年ぶりのアルバムがリリースされます。
待ちに待っていたことですが、収録曲は全て新曲というわけではありませんでした。
11曲中4曲は既発曲です。
その中には何度も聴いた「桜流し」も含まれていて、この曲が今までアルバムに収録されていなかったということを忘れていました。
それに今回のアルバムには複数の参加ミュージシャンがいるようですね。
宇多田ヒカルと椎名林檎、そっくり。
Fantôme 収録曲
Fantôme
- 道
- 俺の彼女
- 花束を君に(NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌)
- 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎(レコチョクTVCM)
- 人魚
- ともだち with 小袋成彬
- 真夏の通り雨(日本テレビ「NEWS ZERO」テーマ曲)
- 荒野の狼
- 忘却 featuring KOHH
- 人生最高の日
- 桜流し(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」テーマソング)
ということで、どこにもでも出ている情報から入りました。
まだ、聴いていないのですが、
「せっかく8年ぶりのアルバムというのに参加アーティストなど必要なかったのでは?」
というのが正直な思いです。(椎名林檎は好きですが…)
ファントム
宇多田ヒカルのアルバム「Fantôme」は「ファントーム」と読むのですね。
アルバムの発表記事には、ことさらに「「幻」「気配」などを意味するフランス語。」と記載されています。
ジュリアン・ミニョーが撮影したジャケット写真はタイトルを良く表現しています。
英語では「Phantom」で意味は「幻影」、同じ語源を持つ言葉です。
アルバムタイトルは英語の方でもカッコよかったと思います。
オペラ座の怪人を基にしたミュージカル「ファントム」もありますし、ありふれていると言えなくもないですが…
……
私が「ファントム」と聞いて直ぐに思い出すのはマクドネル・ダグラス社の戦闘機「F-4E(ファントム)」です。
自衛隊が1969年に主力戦闘機として採用しています。自衛隊機は「F-4EJ」です。
以来、いまでも「F-4」は使われている名機です。
竹島将の「ファントム勇者伝説 ファントム強奪」に出てくる戦闘機も「F-4EJ」です。
ファントムを扱った小説でこれ以上の小説はありませんので、興味の向きは是非手に取ってみて下さい。
……
アメリカ海軍では1961年に「F-4(PhantomⅡ)」が艦上戦闘機として配備されています。
実は私が最も好きな戦闘機はグラマン社の艦上戦闘機「F-14(Tomcat)」です。
この「F-14(Tomcat)」は「F-4(PhantomⅡ)」の後継機として配備されました。
「F-14(Tomcat)」は可変翼がたまらなくカッコイイ戦闘機です。
トム・クルーズの映画「トップガン」の飛行訓練機も「F-14(Tomcat)」です。
これぞ戦闘機という機体ですね。
……
実は戦闘機ネタの方がやりたかった。
アルバム届いた
アルバムを聴いた感想です。
いつもの宇多田ヒカルのアルバムです。
少し落ち着いた感じがします。
洋楽を意識させないところが、宇多田ヒカルの脱皮を感じます。
しっとりとした日本のアーティストのアルバムですね。
椎名林檎の参加した「二時間だけのバカンス」はいいです。
椎名林檎がいいのかもしれません。
参加ミュージシャンを採用したのは変化のなさを打ち消したかったのかもしれません。
でも、やっぱり単独のアルバムでもよかったと思います。
ずいぶん前にリリースされた「桜流し」が一番いいと感じてしまうのは、このアルバムの欠点です。
……
唐突ですが、宇多田ヒカルのジャズアルバムってありなんじゃないかな。
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