10月の積ん読記事で菊地秀行の「妖獣都市」の新シリーズが登場したことを書きました。
実際に新シリーズ「邪体曼荼羅」を読み始めてみると、どうしても最初の「妖獣都市」が読みたくなってしまいました。
上のページでも書いたように既に「妖獣都市」は手放してしまったので、再購入することにしました。
「妖獣都市」は全3巻
「妖獣都市」は3巻出ています。
しかし、既に再版はなく中古市場で手に入れるしかありません。
私は電子書籍端末を知ってからというもの、中古の本もよく買っています。
中古の本自体を読むのは嫌なのですが、電子化(自炊)してしまえば私だけの本に生まれ変わります。
「妖獣都市」も中古本を買って電子化することにしました。
……
昔の本もアマゾンで検索すると、数多くの本がヒットします。
「妖獣都市」もアマゾンで購入することにしました。
3巻とも手にすることが出来ました。
他にも「ニューヨーク魔界戦」や「凶戦鬼」等の続編が多数出ています。
「黒天使」だけは徳間ノベルス版を今でももっているのですが、積ん読状態でした。
「妖獣都市」は麻宮騎亜の「サイレントメビウス」に似ている気がする
念願の「妖獣都市」を読み始めてみると雰囲気が私の知っているコミック作品に似ている気がしました。
それが麻宮騎亜の「サイレントメビウス」です。
1980年代後半の作品なので、「妖獣都市」の方が先に世に出ているはずです。
当時は菊地秀行や夢枕獏の人気が高かったので「サイレントメビウス」も影響を受けているかもしれません。
「妖獣都市」は面白い
まだ序の口ですが、読み始めてみると昔の読書感が蘇ってきます。
あ〜これだ!
…という感嘆です。
「邪体曼荼羅」を読み始めたとき何かが違うと思ったのは「妖獣都市」を読んでいたからでした。
滝蓮三郎と麻紀絵の出会いもカッコいい。
現実の生活に疲れたら、こんな小説が持って来いです。
菊地秀行の小説にはライトノベルでは得られない「リアル」があります。
「妖魔シリーズ」は復刊されたのに「闇ガードシリーズ」はまだです。
妖魔戦線 妖魔シリーズ (光文社文庫) image by Amazon
「闇ガードシリーズ」も早く復刊して欲しいですね。
© bluelady.jp
コメント