Photo by crazylenny2
25.09.2015 – Free Practice 2, Kimi Raikkonen (FIN) Scuderia Ferrari SF15-T
マクラーレン・ホンダのアツい応援ページを書いてしまったので、通常のレースレポートが出来なくなってしまいました。
昨年は雨のレースでジュール・ビアンキが事故。長期の闘病もむなしく25歳で亡くなるという結果にF1界は悲しみに包まれました。
そのことを忘れないためにも重要な日本グランプリです。
レースから1日経ってしまいましたが、ページを起こしておきます。
鈴鹿のレースの翌日ちょっとうれしいニュースが飛び込んできました。
かねてから噂されていたルノーF1チームの復活が決まりました。
参照:ルノー、ロータスF1チームの買収を発表(F1-Gate.com)
ルノーはフラビオ・ブリアトーレをチーム代表に、フェルナンド・アロンソを擁して一時代を築いたチームです。
ピケJr.の騒動でF1界から追い出されてしまったフラビオですが、この機会に戻ってきてくれると、私としてはうれしいです。
やっぱりメルセデスが強かったレース
戦前、メルセデスとフェラーリの力関係が注目されました。
しかし、予選はフロントローをメルセデスが独占してしまいます。
決勝で2番手からスタートしたハミルトンですが、ターン1でトップに立つとそのまま優勝してしまいました。
ポールスタートのロズベルグは押し出されるように4位に後退。
このターン1の争いが唯一のトップ争いとなってしまいました。
ロスベルグが後退したことで、ハミルトンをベッテルが追う展開になり、フェラーリにも期待したのですが…
全く期待はずれなレースになってしまいました。
2度目のタイヤ交換まではベッテルが2位につけていた
このレースで最も惜しかったのはベッテルのタイヤ交換のタイミングです。
- 29周目:ライコネン
- 30周目:ロズベルグ
- 31周目:ベッテル
の順で2度目のタイヤ交換が行われました。
ロズベルグはベッテルより1周早くタイヤ交換することで、アンダーカットを成功させることになります。
ベッテルが31周目のピットアウトのタイミングで、一瞬先に1コーナーに入ったのがロズベルグでした。
30周目にベッテルがピットに入っていれば2位を守れたはずです。
メルセデス、ワン・ツー。 ハミルトンはセナに並ぶ41勝目
いつもの様に盤石なハミルトンは危なげなく優勝し、勝利数でアイルトン・セナと並ぶことになりました。
ロズベルグと比べても貫禄が違う印象です。
結局3位表彰台がベッテル。(これも見慣れてしまいました。)
もう今年のF1はこのままの趨勢で決着しそうです。
次のソチでコンストラクターズも決まってしまいそうなので、後はシリー・シーズンを楽しむしかないですね。
それにしてもメルセデスが国際映像に出ないのはどういうこと?
レース中、トップのハミルトンが映像に映ったのは2度ぐらいしか記憶にありません。
トップに争いが生まれない、つまらないF1を象徴するような出来事です。
ハミルトンとメルセデスのタッグが強すぎてF1はダメになってしまいそうですね。
F1がつまらないのはメルセデスのハミルトンとFIAのせいでは?
来年こそフェラーリのベッテルとマクラーレン・ホンダのアロンソに頑張ってもらいたいと思います。
付記
ルノーが復活したので、マノーがメルセデス・エンジンを搭載することになりそうです。
参照:メルセデス、マノーとのエンジン契約は「ルノーとロータスの取引待ち」(F1-Gate.com)
今年のパワーユニットの趨勢のままならば、マクラーレン・ホンダの2台だけが蚊帳の外ということに。
そんな悪夢の状況だけは避けて欲しいと思います。
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