Photo by Takayuki Suzuki
2015年のF1も大詰め。ドライバーズチャンピオンもUS GPで決定するのではないかと言われています。
しかし、それどころではなくなりました。
ハリケーンによる悪天候で、まともにF1が開催されるかも危ぶまれる状況です。
金曜日のFP2は悪天候で中止。
土曜日の予選も日曜朝に延期されてしまいました。
どうしようもないので、ひとまずF1の噂話を楽しみたいと思います。
書き終わる頃には予選結果も出るかな?
F1パワーユニットのルール変更
ホンダとルノーがパワーユニットの開発に苦しむ中、ついにパワーユニットのホモロゲーションルールを変更することに合意したようです。
もともと2月いっぱいでエンジン凍結、与えられるトークンは25となっていたのですが、2016年シーズン中の開発が可能となり、32トークンが与えられることになります。
これによって、ホンダもルノーも追いつくチャンスが高まります。
しかし、メルセデスやフェラーリも開発を続けるので、本当に追いつけるかどうか、シーズンを見守るしかありません。
参照:F1:2016年シーズン中のエンジン開発許可に合意(F1-Gate.com)
レッドブルのエンジンはどうなるのか
Bチームのトロ・ロッソは1年落ちのフェラーリになりそうですが、レッドブルについては様々な噂が浮上しています。
フォルクス・ワーゲンとも交渉していたという話は面白かったですが、排ガス不正の問題で立ち消えたようです。
その次に持ち上がったのがホンダエンジンを積む噂。
これについてはロン・デニスが拒否していると言われています。
来年ホンダ・エンジンを積んだレッドブルがマクラーレンを打ち負かしてしまったらシャレになりません。
ホンダの話はないんじゃないかと思います。
もう一度、ルノーエンジンで行くのではないかと予想しますが、どうなることやら…
参照:ロン・デニス、ホンダのレッドブルへのエンジン供給に反対(F1-Gate.com)
ホンダのスペック4のICEの性能は?
ロシアのFP1でアロンソのマシンに搭載されたスペック4のエンジンがついに実戦に投入されます。
このエンジンの性能はどうなのかが気がかりです。
アロンソは好感触を得たようですが、FP2も中止され、まともなセッティングも出来ないようでは、性能評価は無理かもしれません。
参照:「明らかな進歩が見られる」とアロンソ(ESPN F1)
残るドライバーの行方
ロータスの一枠はジョリオン・パーマーで決まり、未確定なのはハースの一枠とマルシャのみという状況になっています。
しかし、ハースはエステバン・グティエレスと契約する噂が持ち上がっています。
かなり確度が高そうです。
このブログには小林可夢偉の2016年復帰を期待する方のアクセスが多いのですが、復帰できてもマルシャということになります。
来年はメルセデスエンジンを積むマルシャには、小林のコネクションはないんじゃないかと思います。
復帰はないとひとまず予想しておきます。
参照:ロータス、ジョリオン・パーマーを2016年のドライバーに起用(F1-Gate.com)
予選の結果
やはり、雨の予選となりました。
Q1でサインツがクラッシュして赤旗が出ましたが、なんとかQ2まで終了しました。
雨が激しくなり、Q2が終了したところでセーフティーカーが出て、Q3がディレイになります。
結局Q3は中止になり、Q2までの順位でグリッドが確定しています。
1位:ロズベルグ
2位:ハミルトン
3位:リカルド
4位:クビアト
5位:ベッテル
となり、フロントロウがメルセデス、セカンドロウはレッドブルとなりました。
レッドブルはルノーの新型エンジンを使用せずにこの結果です。
ベッテルはエンジン交換のためにグリッドペナルティーを受ける予定です。
注目のマクラーレン・ホンダは新エンジンのアロンソが11位、旧エンジンのバトンが14位になっています。
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