書籍の電子化・自炊のはじめ方
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最後まで不運がつきまとったマクラーレン・ホンダ。アロンソはQ1を突破出来ず。(F1 2015第19戦:アブダビGP予選)

F1 2015

yas marina
Photo by Nick Webb 

ついに最終戦を迎えたF1です。

後半戦、良いところがなかったマクラーレン・ホンダですが、最終戦・アブダビGPでも憑いていませんでした。

フリープラクティスで調子の良かったアロンソがまさかのQ1落ちを喫しました。

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Q1の驚き

アブダビGPのQ1では2つの驚きがありました。
それはアロンソとベッテルの最終アタックです。

アロンソの最終アタックで起きたパンクチャー

アブダビGPのQ1はノックアウトゾーンにいたバトンと15番手にいたアロンソの最終アタックに注目していました。

バトンがノックアウトゾーンを脱出するとアロンソが敗退してしまう微妙な順位です。
今期はよく見られる光景で、またかと思っていました。

どちらも全力で走らないとまずい状況で、アロンソがスローダウン。
何が起こったのかと驚いていたら、まさかの「パンクチャー」による落胆の無線が…

デブリを踏んでしまったようです。

全く予期せぬことで、あまりにも不運でした。

バトンが最終アタックで9番手に入る健闘を見せていたので、アロンソもパンクがなければQ1を突破出来ていたはずです。

最後まで不運なアロンソが残念でした。

ベッテルの最終アタック中断

メルセデスに次ぐ速さを持っているはずのフェラーリ・ベッテルがQ1最終アタックを中断。
まさかのQ1落ちとなってしまいました。

ライコネンが予選3位になっているだけに、何が起こったのか分かりませんでした。

ピットとベッテルの判断ミスのようです。

後方集団からベッテルがどこまで挽回するかが、決勝レースの楽しみのひとつになりました。

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予選結果から見るマクラーレン・ホンダの位置

予選の中盤以降の順位は以下のようになっています。

10. カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
11. マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
12. ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
13. パストール・マルドナド(ロータス)
14. フェリペ・ナッサー(ザウバー)
15. ロマン・グロージャン(ロータス)
16. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
17. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
18. マーカス・エリクソン(ザウバー)
19. ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)
20. ロベルト・メルヒ(マノー・マルシャ)

マクラーレン・ホンダは1年を通してマシンとパワーユニットをプッシュし続けてきました。
それが、この予選結果に表れていると思います。

昨年のアブダビテストでは走ることも出来ない状況でした。
しかし、マノー・マルシャとザウバーという両チームを抜きロータスと肩を並べる位置まで、マシンのポテンシャルは上がってきているのが分かります。

パワー・ユニットは設計とレギュレーションの問題でパフォーマンスを向上させることが出来ない状況で、ここまで来たことは評価していいでしょう。

来年のパフォーマンスに期待できる結果と言えます。

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アブダビGP予選・上位結果

アブダビGP予選のトップ3は、以下です。

  1. ニコ・ロズベルグ
  2. ルイス・ハミルトン
  3. キミ・ライコネン

ニコ・ロズベルグが6戦連続のポール・ポジションを獲得するにいたりました。

今年のF1はルイス・ハミルトンの強さが目立っていただけに、ニコ・ロズベルグの好調はいいことだと思います。

しかし、もっと早く、この調子で頑張っていたらメルセデスのチーム内バトルも迫力が出たはずです。
この点が今年のF1を、さらに面白くなくした要因です。

来年は激しいチーム内バトルを期待しています。

2016年F1への期待

やっとレッドブルのエンジンも決まったようですし、レッドブルの復調が期待されます。

参照 レッドブル、来季エンジンを確保(ESPN F1)

今年はフェラーリの性能アップが目立ちました。
マクラーレン・ホンダがフェラーリのように順調なペースアップをものに出来れば、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレン・ホンダのバトルになります。

2016年は群雄割拠の状態を期待しています。

© bluelady.jp

F1 2015

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