※上の写真はイメージです。
生賴範義さんの大ファンである。
生賴さんのイラストを初めて意識したのはハヤカワ版ウルフガイの表紙からだと思う。
平井和正=生賴範義であって、その他のイラストレーターの表紙は気の抜けたビールのようなものだ。
平井和正の本の表紙は生賴範義で決まりだ。
今でも最高傑作だと思う「ウルフガイ」「アダルト・ウルフガイ」シリーズはいつも生賴範義さんの描く力強いイラストの表紙であった。
ハヤカワ版・祥伝社版ともに生賴さんだった。そして幻魔大戦・新・真幻魔大戦と生賴さんの表紙を見かけると必ず強く引きつけられた。平井和正だけでなく、豊田有恒のヤマトタケルシリーズや竹島将の野獣舞踏会、ファントムシリーズも生賴さんの表紙だ。
小説の中身は読まずとも生賴さんの表紙が着いているだけで買ってしまったのではないかと思ってしまう。
平井和正の表紙が他のイラストレータに変わってしまったとき、とても寂しい思いをした。
平井和正の小説+生賴範義のイラストが最高だったのである。
生賴さんの画集
「生賴範義 展 THE ILLUSTRATOR」とイラストレーション別冊「生賴範義 緑の宇宙」を購入した。
昔からなじんだ素晴らしい生賴さんのイラストが満載の本である。
平井和正の本の表紙はもちろんスターウォーズやゴジラのイラストも掲載されている。
面白かったのは、生賴さんの描いた宇宙戦艦ヤマトのイラストだ。かつて宇宙戦艦ヤマトのイラストは見たことがなかった。
SFアドベンチャーの表紙も印象深いし、新装版レンズマンの表紙も懐かしい。新装版レンズマンも全巻購入した。
あまりにも素晴らしかったので「生賴範義 展 THE ILLUSTRATOR」のほうは、送られてきたビニールに入れたまましまってしまった。
今年も生賴範義展Ⅱが計画されている
生賴さんのことを書こうとしてネットを探していたら生賴範義展ⅡのFacebookを見つけた。
7月にみやざきアートセンターで開催されるとのことだ。
前売り券は4月ごろ発売とのこと。
前回は画集だけだったが、今回は行ってみたいと思っているのだが…行くことができるかどうかは状況次第というところだ。
生賴範義展Ⅱ(記憶の回廊)の詳細はこちらのページ:http://ohrai.net/
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