「ザ・ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ」3部作の最後は80年代のヒット曲を集めたCDとDVDの2枚組です。
とかく批判されがちなデヴィッド・ボウイの80年代ですが、名曲「Ashes To Ashes」がこの頃の作品であることを忘れてはいけません。
それにアルバムは不作でしたが、映画音楽などは忘れられないものもあります。
また、「Loving The Alien」などは後にライブでも披露されています。
このベスト盤は1980年代のデヴィッド・ボウイもまんざらじゃないと思わせてくれる好編集になっています。
ザ・ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ 1980-1987
ザ・ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ1980/1987(DVD付) image by Amazon
このシリーズ3枚目はとても待たされたような気がします。
「THE BEST OF DAVID BOWI 1969/1974」「THE BEST OF DAVID BOWI 1974/1979」が素晴らしかっただけに、どんな編集になるのか待ち遠しかったのです。
CD収録曲は以下。
THE BEST OF DAVID BOWI 1980/1987 CD
- Let’s Dance
- Ashes To Ashes
- Under Pressure
- Fashion
- Modern Love
- China Girl
- Scary Monsters
- Up The Hill Backwards
- Alabama Song
- Drowned Girl
- Cat People (Putting Out Fire)
- This Is Not America
- Loving The Alien
- Absolute Beginners
- When The Wind Blows
- Blue Jean
- Day-In Day-Out
- Time Will Crawl
- Underground
スタジオアルバムとしては「Scary Monsters」以外は特筆すべきものがない時期なのですが、映画音楽を上手く選曲してボウイの80年代を特徴のあるものにしています。
「Baal」からの選曲があるところもにくいです。
DVD収録曲は以下。
THE BEST OF DAVID BOWI 1980/1987 DVD
- Ashes To Ashes
- Fashion
- Under Pressure
- Drowned Girl
- Let’s Dance
- China Girl
- Modern Love
- Cat People (Live)
- Blue Jean
- Loving The Alien
- Absolute Beginners
- Underground
- When The Wind Blows
- Day-In Day-Out
- Time Will Crawl
この時代のボウイは映像作品を共に見ていくことで、ボウイのセンスを感じることが出来ます。
音楽的には衰えていたかもしれませんが、デヴィッド・ボウイの感覚は映像としてのアートセンスを失っていないように見えます。
おそらくこの時代のボウイは映像と込みで語られるべきものなのです。
総合的に見ればデヴィッド・ボウイの天才は輝きこそすれ、失われたわけではなかったのです。
それを、この80年代のベストアルバムが雄弁に語ってくれます。
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