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マクラーレン・ホンダがダブル入賞。オープニングラップの2コーナーでのアクシデントが幸運を呼ぶ!(F1 2016第4戦:ロシアGP)

F1 2016

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マクラーレン・ホンダはやっと正ドライバーでポイントをゲットしました。

今まで、アロンソの代役で参戦したストフェル・バンド-ンが1ポイントを獲得しただけでしたので、喜ばしい結果になりました。

この結果が本当の実力であったことを望みたいのですが、アロンソがオープニング・ラップで14番手から7番手までポジションをあげたことはラッキーでした。

反面、ジェンソン・バトンは12番手スタートから後方に追いやられています。

参照 Race highlights – Russia 2016(formula1.com)

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クビアトはグロージャンに学んだ方がいい

数年前まで「オープニングラップの狂人」と言われていたのはグロージャンでした。
しかし、現在ではレッドブルのクビアトのことを言わなければなりません。

スタート直後、クビアトはベッテルに追突、さらに第二コーナーでベッテルのリアをヒットし、ベッテルをリタイアに追い込んでいます。

混乱するオープニングラップで何の予測もなくアクセルを踏み続けるクビアトはレースを混乱させるだけです。

前戦でもベッテルのインを無理矢理奪い、フェラーリはチームメイト同士の接触という最悪の結果を招きました。

ベッテルが激怒するのも無理はありません。

クビアトは来期にはレッドブルから放出されてしまうと予言しておきます。

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ロズベルグは楽なレース

メルセデスの絶対的優位は変わらず、ポールからスタートしたロズベルグは2位以下をおきざりにして、独走してしまいます。

それに、10位からスタートしたハミルトンはオープニングラップの混乱を見事にくぐり抜け、2位に入ってしまいました。

他のマシンと性能が違いすぎて、レースになりません。
ロズベルグは6位のアロンソ以下すべて周回遅れにしています。

せめてロズベルグとハミルトンがバトルしてくれれば面白くなるのですが、ハミルトンのスタート順位が違いすぎます。

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マクラーレン・ホンダのダブル入賞は棚ぼた

クビアトのクラッシュは連鎖的にダニエル・リカルドのマシンにも影響を与えていました。
ベッテルが押し出される寸前、リカルドのマシンに接触していたのです。

オープニング・ラップの混乱はそれだけではなく、グティエレスやヒュルケンベルグもクラッシュしていました。
クビアト、グティエレスはペナルティーを受け、フェルスタッペンもトラブルでリタイアしてしまいました。

このような流れから、マクラーレン・ホンダの上位にいるはずのベッテル(フェラーリ)、ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、フェルスタッペン(トロ・ロッソ)はリタイアし、リカルド(レッドブル)、クビアト(レッドブル)もマシンのトラブルやペナルティーで後方に沈みました。

マクラーレン・ホンダにとってはラッキーなレースだったと言えます。

一つ気持ちよかったのは、レース終盤で前を行くサインツをジェンソン・バトンがパスしたことです。
サインツは10秒ペナルティーを受けていたので、レース後バトンの後ろになることは決まっていました。
それを待たず、ジェンソン・バトンがコース上でサインツを抜き去ったことには胸がすく思いでした。

ラッキーではありましたが、コンストラクターズポイントでも7位に浮上し、めでたしめでたしです。

結果

ロシアGP(2016.5.1)

順位 ドライバー チーム ポイント
1 ニコ・ロズベルグ メルセデス 25
2 ルイス・ハミルトン メルセデス 18
3 キミ・ライコネン フェラーリ 15
4 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ 12
5 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 10
6 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 8
7 ケビン・マグヌッセン ルノー 6
8 ロマン・グロージャン ハース 4
9 セルジオ・ペレス フォース・インディア 2
10 ジェンソン・バトン マクラーレン 1
11 カルロス・サインツ トロ・ロッソ
12 ダニエル・リカルド レッドブル
13 ジョリオン・パーマー ルノー
14 マーカス・エリクソン ザウバー
15 ダニール・クビアト レッドブル
16 フェリペ・ナッセ ザウバー
17 エステバン・グティエレス ハース
18 パスカル・ウェーレイン マノー
r(33) マックス・フェルスタッペン トロ・ロッソ
r(0) セバスチャン・ベッテル フェラーリ
r(0) ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア
r(0) リオ・ハリアント マノー

ドライバーズ・ランキング

順位 ドライバー(チーム:No) ポイント
1 ニコ・ロズベルグ(メルセデス:6) 100
2 ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) 57
3 キミ・ライコネン(フェラーリ:7) 43
4 ダニエル・リカルド(レッドブル:3) 36
5 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) 33
6 フェリペ・マッサ(ウイリアムズ:19) 32
7 ロマン・グロージャン(ハース:8) 22
8 ダニール・クビアト(レッドブル:26) 21
9 バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) 19
10 マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ:33) 13
11 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) 8
12 ケビン・マグヌッセン(ルノー:20) 6
13 ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア:27) 6
14 カルロス・サインツ(トロ・ロッソ:55) 4
15 セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) 2
16 ジェンソン・バトン(マクラーレン:22) 1
17 ストフェル・バンドールン(マクラーレン:47) 1
ジョリオン・パーマー(ルノー:30) [11]
マーカス・エリクソン(ザウバー:9) [12]
パスカル・ウェーレイン(マノー:94) [13]
フェリペ・ナッセ(ザウバー:12) [14]
エステバン・グティエレス(ザウバー:21) [14]
リオ・ハリアント(マノー:88) [17]

コンストラクターズ・ランキング

順位 チーム ポイント
1 メルセデス 157
2 フェラーリ 76
3 ウィリアムズ 51
4 レッドブル 30
5 ハース 22
6 トロ・ロッソ 17
7 マクラーレン 10
8 フォース・インディア 8
9 ルノー 6
10 ザウバー [12]
11 マノー [13]

© bluelady.jp

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