4つのロングストレートを持つイタリア・モンツァ・サーキット。
超高速サーキットのひとつでパワーユニットによるスピードの優劣が出やすいところです。
前戦アップグレードしたホンダのパワーユニットがどこまで通用するのかということが、今回のF1イタリアGP予選の見所となっていました。
フェラーリも地元とあって、トークンを使用してエンジンをアップグレードしてきました。
強力なメルセデス、フェラーリエンジンにホンダエンジンは立ち向かうことができたのでしょうか?
マクラーレン・ホンダは辛くもQ1突破
マクラーレン・ホンダに期待したのですが、スパの再現はできませんでした。
アロンソは16番手、バトンは14番手でQ1を通過しています。
続くQ2、長いストレートを擁したモンツァ・サーキットでは、強力なエンジンには太刀打ち出来ません。
結局、アロンソ13番手、バトン15番手で予選を終えています。
救いは昨年型のフェラーリ・エンジンを積んだトロ・ロッソの前であったことでしょう。
バトンはマノーのウェーレインに負けてしまいました。
エンジンがメルセデスなので、どうしようもなかったのでしょうか?
残念です。
モンツァではマクラーレン・ホンダに期待できず
前戦スパで「新スペックのホンダ・パワーユニットは高速サーキットでも戦える!」と喜んだ私ですが、ストップ・アンド・ゴーのストレートサーキットでは無理でした。
まあ、今後の2016年F1グランプリでこれ以上苦しいサーキットは無いでしょう。
このF1イタリアGPは捨てることにしましょう。
予選結果
結局メルセデスとフェラーリが強かったですね。
レッドブルの強さはどこから来るのでしょう?
ルノーが低迷しているので謎ですね。
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’21.135 |
2 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1’21.613 |
3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’21.972 |
4 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1’22.065 |
5 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | 1’22.388 |
6 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1’22.389 |
7 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1’22.411 |
8 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1’22.814 |
9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | 1’22.836 |
10 | エステバン・グティエレス | ハース | 1’23.184 |
11 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1’22.967 |
12 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’23.092 |
13 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1’23.273 |
14 | パスカル・ウェーレイン | マノー | 1’23.315 |
15 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | 1’23.399 |
16 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1’23.496 |
17 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1’23.825 |
18 | フェリペ・ナッセ | ザウバー | 1’23.956 |
19 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1’24.087 |
20 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1’24.230 |
21 | ケビン・マグヌッセン | ルノー | 1’24.436 |
22 | エステバン・オコン | マノー | – |
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