以前から面白いタイトルだと興味を持っていたのが「昭和40年男」です。
いままで買ったことはありませんでした。
公式サイトにいってみると、この雑誌のテーマは以下のように書いてあります。
(省略)
「故きを温ね新しきを知る」──本誌は、昭和40年生まれのための温故知新を提供できる存在になるべく、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」を「明日を生きる活力」に変えることを命題に誌面づくりに奮闘中です。
出典:昭和40年男とは?(昭和40年男公式サイト)
このブログのテーマにピッタリかも…と思ってしまいました。
……
そんなところへ2月号のテーマが「俺たちのSF」と知り、平井和正も出ているかも知れないと思い、ついに購入しました。
今日は平井和正の命日です。
この雑誌で追悼したいと思います。
昭和40年男 2月号
この表紙からすると宇宙戦艦ヤマトの特集のように見えますが、そうではありません。
スター・ウォーズやウルトラマン、ウルトラセブン、ミクロマンやサンダーバードの記事もあります。
そればかりか、ブルース・スプリングスティーンやTO-Y、プロレスなんかもあります。
健康講座として前立腺肥大や膀胱がんの特集まで組んであります。
昭和40年男だけではなく昭和30年代からの男性はこの雑誌に、とても興味がわくのでは?
……
期待したとおり、大森望の記事のなかに「平井和正」の文字もありました。
特集ではなくSF総論として名前があがっただけでしたが…
(省略)
小説の世界でも「S-Fマガジン」は平井和正「ウルフガイ」シリーズなどを愛読する中学生が読者層のメインでしたが、後半になると年齢が上がって、高校生・大学生が主力になっていきます。
出典;昭和40年男 2月号 大森望インタビュー「70年代とはSFファン細分化の予兆の時代でした。」 P019
…残念。
私は高校から大学で平井和正、S-Fマガジンにハマりましたので、後半の部類ですかね?
中学生で平井和正に出会えば人生は豊かでしょう。
などと思っていたら…
なんと、「デヴィッド・ボウイ大回顧展開催中」の文字が!
「昭和40年男的PLAY GUIDE」ページの四分の一を使って紹介してありました。
特集が組んであるわけではありませんが、これは、ちょっとうれしかった。
今はどんな雑誌にも「DAVID BOWIE is」の広告が載っていそうです。この雑誌のように少しだけかもしれませんけど…
……
平井和正もデヴィッド・ボウイも目立ったものはありませんでしたが、雑誌の記事はどれも面白そうなものばかりなので、ゆっくり読むことにします。
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昭和40年男 2月号
※この雑誌には平井和正やデヴィッド・ボウイの特集記事はありません。
平井和正やデヴィッド・ボウイ目的では買わないでくださいね。
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