「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」に収録された「ユーブ・ビーン・アラウンド(You’ve Been Around)」はリーブス・ガブレルスとの共作曲です。
この時期のボウイのボーカルは、私生活の充実を表しているのか(イマンと結婚)、とても張りがあって好感が持てます。
このアルバムでは、レスター・ボウイのトランペットが独特のサウンドを作り上げています。
ユーブ・ビーン・アラウンド(You’ve Been Around)
前述したレスター・ボウイのトランペットと少々小さめのリーブス・ガブレルスのギターがノリのいい曲を作り上げました。
この曲には「チェ・チェ・チェ・チェンジド」というフレーズがあったりして、ボウイの思い入れも強いのではないでしょうか。
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「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」には2003年に発売された3枚組のエクストラ・バージョンがあります。
Black Tie White Noise image by Amazon
そこには「ユーブ・ビーン・アラウンド(You’ve Been Around)」のDangers 12″ Remix(7分41秒)のロング・バージョンが収められています。
通常4分44秒なのでかなり長いです。
サウンド自体が違いますし、独特の間奏が入っています。
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この曲はティン・マシーン時代からライブで演奏されていました。
リーブス・ガブレルスとの共作なので、ボウイとガブレルスのデュエットが聴けます。
「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」のバージョンとはかなり違ったアレンジになっていて、ガブレルスがノリノリなのが面白いです。
ティン・マシーンのアルバムではリリースされていませんが、YouTubeなどでは聴けるはずです。
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後にリーブス・ガブレルスのアルバム「The Sacred Squall Of Now(1995年)」にも、「ユーブ・ビーン・アラウンド(You’ve Been Around)」が収録されました。
Sacred Squall of Now image by Amazon
このバージョンがティン・マシーンのものに近い感じがします。
デヴィッド・ボウイも参加しています。
ここではボウイのボーカルよりもリーブス・ガブレルスのギターの方が目立ってます。
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3つのバージョンを聞き比べましたが、やっぱり「ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ」通常版のバージョンが最高です。
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ブラック・タイ・ホワイト・ノイズの3枚組(1枚はDVD):エクストラ・バージョンは手に入れるのが難しそうです。
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