平井和正は桑田次郎にたくさんの原作を提供しています。
純正の平井和正原作のコミックでは桑田次郎作品が4作(8マン・超犬リープ・エリート・デスハンター)で、石ノ森章太郎や坂口尚に提供した作品数と比べると群を抜いています。
デスハンターがゾンビーハンターの原作
桑田次郎さんのコミックの中で、一推しなのが「デスハンター」です。
デスハンターは言わずと知れた「ゾンビーハンター(死霊狩り)」の元になった作品です。
死霊狩り(ゾンビー・ハンター)1:image by Amazon
「死霊狩り」は平井作品の中でも最高傑作だと思います。
巻数も3巻とコンパクトで、きちんと完結しています。そういう意味では平井和正の作品の中では希有な作品ですね。
私も何度となく読みましたが、本を読むための時間がなかなかとれなくなって、段々と記憶が薄れてきてしまっています。
ラストが「死霊狩り」とは異なります。
最近「デスハンター」は電子化して読みました。
「死霊狩り」はデスハンターを忠実に小説化しているのが分かります。
ただ、ラストが異なっています。
生き残った俊夫とリュシールとシャドウの1エピソード多くなっています。
(小説化の際に1エピソードを削除)
その意味で「死霊狩り」のファンの方にもおすすめしたいコミックです。
古い作品ですが、今読んでも全然違和感がありません。
逆にこのコミックは当時は売れなかったんじゃないかと思います。
小説にもひけをとらない傑作になっています。
是非、ご一読下さい。
デスハンター(上) (マンガショップシリーズ)
by Amazon
デスハンター(下) (マンガショップシリーズ)
by Amazon
© bluelady.jp
コメント