2018年F1バルセロナ・プレシーズンテスト2日目。ホンダエンジン「RA618H」は間違いなく進歩しています。

1日目のテストではレッドブルのダニエル・リカルドが最速タイム（1:20.179）をたたきだし、周回数もトップの105周を走破して好調を印象づけました。

さらにレッドブル・トロロッソ・ホンダは周回数で2番手に付く93周をマークし、ホンダエンジンの信頼性の高さを示しました。

テスト前はホンダエンジンにドキドキしていましたが、今年は大丈夫です。

……

※以下、昨日同様motorsport.comのライブタイミングによります。

夜に小雪も舞うような寒さの2日目は、外気温-0.5度、路面温度2.2度（翻訳が間違ってなければ）という悪条件のため、各チーム思うように周回することが出来ません。

2018年プレシーズンテスト2日目・午前（2/27）

Aero testing for Stoff on this super-chilly Spanish morning. #BarcelonaTest pic.twitter.com/OC6eFaMkHd

— McLaren (@McLarenF1) February 27, 2018

日本時間で17時頃、テストは始まりましたが、テストの前半は各チーム空力センサーを付けての空力評価などでタイムを刻んでいません。

2日目のトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーがステアリングを握っています。

……

日本時間で20時を過ぎた頃から、やっと各チームタイムを出し始めました。

寒い気温のため、昨日に比べ周回数は少ないです。

20時20分頃は以下のような周回数。

昨日好調だったレッドブルは燃料漏れの問題を抱えて周回出来ず、この時点ではノータイムとなっています。

また、ハースもノータイムのままです。

……

日本時間で21時ごろ、ハースのマグヌッセンがやっとタイム（1m42.276s）を出し、レッドブルのフェルスタッペンがタイムを出したのは21時20分ごろ（1m30.930s）となりました。

……

天候を考慮して、今日は昼休みがないようです。

ところが、21時36分、ルクレールがターン4でストップ、赤旗になってしまいました。

ということで、ここまでの結果をまとめておきます。

……

トロロッソ・ホンダは2日目も好調です。

昨年、マクラーレン・ホンダがタイムを失っていた最終セクターでも、ピエール・ガスリーはタイムを出していました。

間違いなく、今年のホンダエンジンは進歩しています。

今年は期待できるかもしれません。

午後のテストを含めた最終結果を追記しておきます。

順位	ドライバー	チーム	タイヤ	ベストタイム	周回
1	セバスチャン・ベッテル	フェラーリ	ソフト	1分19秒673	98
2	バルテリ・ボッタス	メルセデス	ミディアム	1分19秒976	94
3	ストフェル・バンドーン	マクラーレン	ハイパーソフト	1分20秒325	37
4	マックス・フェルスタッペン	レッドブル	ミディアム	1分20秒326	67
5	カルロス・サインツ	ルノー	ソフト	1分21秒212	65
6	ピエール・ガスリー	トロ・ロッソ	ソフト	1分21秒318	82
7	ロバート・クビサ	ウィリアムズ	ソフト	1分21秒495	48
8	セルゲイ・シロトキン	ウィリアムズ	ソフト	1分21秒822	52
9	エステバン・オコン	フォース・インディア	ソフト	1分21秒841	79
10	シャルル・ルクレール	ザウバー	ソフト	1分22秒721	81
11	ケビン・マグヌッセン	ハース	ソフト	1分22秒727	36