平井和正の角川文庫版「幻魔大戦」は20巻を数えたところで中断してしまいました。
1983年2月のことです。
続編の「ハルマゲドン」が出版されたのは1987年8月でした。
徳間書店の「平井和正ライブラリー 第八集」として刊行されています。
その初出の生賴範義イラストで、ついに「ハルマゲドン」が電子化されました。
電子版「ハルマゲドン」登場!
第二次幻魔大戦 ハルマゲドン image by Amazon
電子版「ハルマゲドン」で生賴範義の迫力あるカバーが復活しています。
「ハルマゲドン」は未完となっています。
しかし、小説(角川文庫版)「幻魔大戦」のストレートな続編として興味のつきない作品でした。
……
初出のハードカバー版「平井和正ライブラリー 幻魔大戦第八集 ハルマゲドン」は以下です。
ハルマゲドン―第二次幻魔大戦 (平井和正ライブラリー) image by Amazon
今見ると、この表紙は一体誰なのか分かりません。
髪の色からするとルナ王女なのでしょうか?
でも、「ハルマゲドン」にルナ王女は登場しなかったのでは?
読んだのはずいぶん前のことなので、記憶が曖昧になっています。
この表紙のキャラクターが気になってしかたありません。
そこで「平井和正ライブラリー」の各カバーイラストを見てみることにしました。
……
蔵書の「平井和正ライブラリー」を見ると各巻が幻魔大戦のキャラクターで飾られています。
それぞれのイラストとキャラクターを当てはめてみました。
いずれも私の推測です。
- 第一集:ベガ
- 第二集:東丈
- 第三集:井沢郁江(久保陽子?)
- 第四集:???
- 第五集:高鳥慶輔
- 第六集:東三千子
- 第七集:杉村由紀
…とすると、第八集の表紙イラストは「ルナ王女」で間違いなさそうです。
第三集と第四集のイラストに疑問が残ります…
第四集が久保陽子なのでしょうか?…まさかルナ王女ということはないでしょうね。
ひょっとして、アリエータ?
※正確な答えはコメントを参照して下さい。
……
登場していない(?)キャラクターが表紙を飾る小説もあまりないと思います。
もし、そうだとしたらスペシャルですね。
いずれにしても生賴範義カバーの説得力は絶大です。
電子版になったとしても、このカバーイラストを見た瞬間に購入ボタンを押してしまうでしょう。
私がそうでした。
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コメント
途中で主人公が登場しなくなるのに超面白いという点でもスペシャルですね!
カラアゲボーイさん、書き込みありがとうございます。
「ハルマゲドン」も読んでらっしゃるのですね。
すごいです。
私は再読したいと思いながら、うまく時間を捻出できません。
はじめまして。
3が久保陽子、4がルナ、8は井沢郁江だと思います。
ウルフガイドットコムのTwitterで8が井沢郁江というのは確かなようです。
宮崎でやってた生頼氏の展覧会行けば解説あったかもですが。。
musicoさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。
そうですか、8は井沢郁恵だったんですね。
完全に誤解してました。
ただ、4のルナがちょっとかわいそうな気が…
musicoさん、またいろいろ教えてくださいね。
よろしくお願いします。