徳間書店から平井和正ライブラリーとして「幻魔大戦」がハードカバー本として刊行されたとき、付録として発表されたのが「女神變生-青鹿先生行状記」です。
平井キャラクター学園ストーリーで集結
平井作品の登場人物が配役として登場するこの作品。
巻末の配役を見るまで「この登場人物はあの作品の彼かな?」などと想像しながら読んでいました。
この作品を機に平井作品はどんどんやわらかくなって行きました。
平井作品の新境地を開拓した、記念碑的な作品と言えるのではないでしょうか?
知らないキャラクター:日向葵淳子さん
さてこの本の巻末には先ほどもふれましたように配役が書かれています。
この配役で、いったい誰?って人が2人います。
それは
○八剣じゅんこ:日向葵淳子さん
と
○お盆を取り落とした喫茶店のボーイ:西部直樹さん
です。
西部直樹さんは奥付の編集協力として名を連ねていらっしゃるので
実在の人物ですね。
どんなかたなのでしょうか?
日向葵淳子さんについては全然わかりません。
この人平井作品中のキャラクターでしたっけ?
だれか教えてください。
(以上 2000.4.2)
追記
女神變生 – 青鹿先生行状記は平井和正ライブラリーの「幻魔大戦」に分冊付録としてついていました。
その後、シールか何かを送ると(詳細は忘れてしまいました)バインダーが送られてきました。
書影はコレクションページの中程で確認出来ます。
平井和正 コレクション。1999年7月はまだ紙の本がいっぱい出版されていました。
私が持っている平井和正の本。 角川文庫は経年でページが茶色になってしまいました。 改竄が問題になったカドカワノベルズの「地球樹の女神」もあります。 平井和正コレクション コレクション解説 HIRAIST この本は注文して購入した限定版です。...
徳間ノヴェルスでも発売されたはずです。
Amazonでは書影を確認することが出来ませんでした。
© bluelady.jp
コメント
私、こちらの記事は文章が書かれた2000年当時に拝見していたのですが、今まで何もコメントしませんでした。BlueLady Linさんのほうでは日向葵淳子さんについてすでに判明されましたでしょうか?
日向葵淳子は『ウルフランド(狼の世界)』収録の短編「あいつと私」の主人公(ヒロイン)なんですけどね。
なんか今日たまたまこのページを見て、ふと気になってコメント残します。知っていながら20年近く放置してまして、今頃なに?なんですけど。(笑) お邪魔しました。
HACHI さん、コメントありがとうございます。
「あいつと私」読んでみることにします。
当方、この記事のことはすっかり忘れていました。
すみません。
最近、平井和正の小説があれば他はいらないな〜と思っているのですが、実際にはコミックにハマっていたり、ラノベにハマっていたりします。
じっくりと平井作品にふれられるのはいつになるのでしょうか。
それから西部直樹さんは実在の人物ですね。たぶん当時の先生の事務所の方じゃないかな。
当時はネットも無くて平井和正情報は『SFアドベンチャー』誌に毎月見開き2ページくらいの情報コーナー(その頃は「月刊變生倶楽部」だったかなあ)があって、毎月本屋でそのページだけを立ち読みしてましたが、そこでいつもお名前を拝見していたように思います。
HACHIさん、ありがとうございます。
とても懐かしいエピソードですね。
私も『SFアドベンチャー』を楽しみにしていました。
でも当時の記憶はだんだん不鮮明になりつつあります。
歳はとりたくないですね。