書籍の電子化・自炊のはじめ方
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ハミルトンとロズベルグのターン1での競り合いとベッテルの2回目のタイヤ交換タイミングがレースを決定づけてしまった日本GP。他に特筆すべきことがない、期待はずれなレース。(F1 2015第14戦:日本GP決勝 – レース編)

F1 2015

25.09.2015 - Free Practice 2, Kimi Raikkonen (FIN) Scuderia Ferrari SF15-T
Photo by crazylenny2 
25.09.2015 – Free Practice 2, Kimi Raikkonen (FIN) Scuderia Ferrari SF15-T

マクラーレン・ホンダのアツい応援ページを書いてしまったので、通常のレースレポートが出来なくなってしまいました。

アロンソ「GP2のエンジンかよ?」、バトン「刀を持たないサムライ戦士」、彼らの悲痛な叫びはホンダの開発陣に届いたのか? 今こそ思い出すとき、本田宗一郎氏の哲学。(F1 2015第14戦:日本GP決勝 - マクラーレン・ホンダ編)
Photo by amika_san  2015年9月27日、晴天の鈴鹿サーキットで日本グランプリが開催されました。 そこで、私たちが見たのはマクラーレン・ホンダの非力さとドライバーたちの悲痛な叫びでした。 既にF1のコアなファンにはホンダ...

昨年は雨のレースでジュール・ビアンキが事故。長期の闘病もむなしく25歳で亡くなるという結果にF1界は悲しみに包まれました。
そのことを忘れないためにも重要な日本グランプリです。

レースから1日経ってしまいましたが、ページを起こしておきます。

鈴鹿のレースの翌日ちょっとうれしいニュースが飛び込んできました。
かねてから噂されていたルノーF1チームの復活が決まりました。

参照ルノー、ロータスF1チームの買収を発表(F1-Gate.com)

ルノーはフラビオ・ブリアトーレをチーム代表に、フェルナンド・アロンソを擁して一時代を築いたチームです。

ピケJr.の騒動でF1界から追い出されてしまったフラビオですが、この機会に戻ってきてくれると、私としてはうれしいです。

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やっぱりメルセデスが強かったレース

戦前、メルセデスとフェラーリの力関係が注目されました。
しかし、予選はフロントローをメルセデスが独占してしまいます。

決勝で2番手からスタートしたハミルトンですが、ターン1でトップに立つとそのまま優勝してしまいました。

ポールスタートのロズベルグは押し出されるように4位に後退。
このターン1の争いが唯一のトップ争いとなってしまいました。

ロスベルグが後退したことで、ハミルトンをベッテルが追う展開になり、フェラーリにも期待したのですが…

全く期待はずれなレースになってしまいました。

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2度目のタイヤ交換まではベッテルが2位につけていた

このレースで最も惜しかったのはベッテルのタイヤ交換のタイミングです。

  • 29周目:ライコネン
  • 30周目:ロズベルグ
  • 31周目:ベッテル

の順で2度目のタイヤ交換が行われました。

ロズベルグはベッテルより1周早くタイヤ交換することで、アンダーカットを成功させることになります。

ベッテルが31周目のピットアウトのタイミングで、一瞬先に1コーナーに入ったのがロズベルグでした。

30周目にベッテルがピットに入っていれば2位を守れたはずです。

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メルセデス、ワン・ツー。 ハミルトンはセナに並ぶ41勝目

いつもの様に盤石なハミルトンは危なげなく優勝し、勝利数でアイルトン・セナと並ぶことになりました。
ロズベルグと比べても貫禄が違う印象です。

結局3位表彰台がベッテル。(これも見慣れてしまいました。)

もう今年のF1はこのままの趨勢で決着しそうです。

次のソチでコンストラクターズも決まってしまいそうなので、後はシリー・シーズンを楽しむしかないですね。

それにしてもメルセデスが国際映像に出ないのはどういうこと?

レース中、トップのハミルトンが映像に映ったのは2度ぐらいしか記憶にありません。
トップに争いが生まれない、つまらないF1を象徴するような出来事です。
ハミルトンとメルセデスのタッグが強すぎてF1はダメになってしまいそうですね。

F1がつまらないのはメルセデスのハミルトンとFIAのせいでは?

来年こそフェラーリのベッテルとマクラーレン・ホンダのアロンソに頑張ってもらいたいと思います。

付記

ルノーが復活したので、マノーがメルセデス・エンジンを搭載することになりそうです。

参照メルセデス、マノーとのエンジン契約は「ルノーとロータスの取引待ち」(F1-Gate.com)

今年のパワーユニットの趨勢のままならば、マクラーレン・ホンダの2台だけが蚊帳の外ということに。

そんな悪夢の状況だけは避けて欲しいと思います。

© bluelady.jp

F1 2015

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