photo by sjiong
2015年4月12日、上海インターナショナルサーキットで、中国GPが開催されました。
前日から人がサーキットに入り込んだり、ホテルにファンが詰めかけたりで、大盛り上がりのようでしたが…
P3でパワーユニットをストップさせたフェルナンド・アロンソ
P3でパワーユニットトラブルかと心配されましたが、イグニッショントラブルでした。
パワーユニットの載せ替えは必要無かったようです。
レース前、嬉しかったのはアロンソがマクラーレン・ホンダで骨をうずめる宣言をしたことですね。
このままホンダと一緒に頑張ってほしいものです。
P1ではバトンが10位に入り、期待が高まりましたが、予選ではQ1落ち。
マクラーレン・ホンダの予選でのスピードが全然足りませんでした。
オープニングラップで決まったレース結果
ハミルトンが素晴らしいスタートを決め、第一コーナーに突入。
注目なのが6番手からスタートしたライコネンで、ウィリアムズ2台をパスして4位でメインスタンド前に戻ってきました。
タイヤ交換はあったものの、1位:ハミルトン、2位:ロズベルグ、3位:ベッテルという順位は変わらず、56周のレースは終了してしまいました。
唯一の見所はマルドナドとバトンのバトル
41周目スピンしたマルドナドは、13位バトン、15位アロンソの間に。
46周目から49周目まで、マルドナドとバトンは抜きつ抜かれつのバトルを展開しました。すぐ後ろにアロンソが状況を見守りながらついていきます。
49周目マルドナドとバトンが接触。
バトンのフロントウイングの翼端版が飛ぶアクシデント。
マルドナドがスキッドする横をアロンソとバトンがすり抜け、13位アロンソ、14位バトンのオーダーに。
54周目、フェルスタッペンのパワーユニットが壊れ、コース上で停止。
セイフティーカーが入りそのままレースは終了しました。
メルセデスはミディアムタイヤでフェラーリを寄せ付けず、前戦のような逆転劇は期待できません。
ハミルトンはスピードをコントロールする余裕がありました。
私から見ると盛り上がりに欠けるレースでした。
目立ったのはルノーのパワーユニットが壊れすぎるということです。
レッドブルは今年最後まで戦えるか不安になってきました。
たぶん大事なところでパワーユニット交換によるペナルティーを受けてしまうことが予想されます。
マクラーレン・ホンダはダブル完走
望んだ位置ではないですが、2台とも完走したのでよしとしましょう。
12位アロンソ、13位バトンという結果でした。
(レース後、マルドナドとのインシデントで5秒加算ペナルティーを受け14位バトンとなりました。)
ザウバーにも負けるし、フェラーリからはコース上の障害物あつかいの状態が残念ですけど…
次戦バーレーンGPは来週なので、フラストレーションを吹っ飛ばす結果を期待してます。
ホンダのやる気を感じます。この記事読んでね。(スポルティーバ公式サイト:【F1】総責任者が語る「マクラーレン・ホンダに不足しているもの」)
©8blue
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