「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years In Tibet)」はアルバム「アースリング」に収録されています。
このアルバムは、デヴィッド・ボウイのドラムンベース・アルバムと言われて、ボウイのキャリアの中では特殊な部類に位置づけられています。
私も実はこのアルバムは少し苦手です。
でも、その中にあって「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years In Tibet)」のメッセージ性は十分感じ取れると思います。
セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years In Tibet)
このタイトルから直ぐに思い出すのは同名の映画のことです。
1997年、アルバム「アースリング」がリリースされた年に公開されています。
アルバムのリリースの方が早いので、デヴィッド・ボウイが影響されたのは、ハインリヒ・ハラーの原作小説の方です。
セブン・イヤーズ・イン・チベット―チベットの7年 (角川文庫ソフィア) image by Amazon
登山家のハインリヒ・ハラーと幼いダライ・ラマとのふれあいを描いた作品で、映画ではブラッド・ピットがハインリヒ・ハラーを演じています。
テレビでも放映されているので、観ているはずなのですが、既に忘れていました。
この映画は「チベット問題」という重要な問題をはらんでいます。
……
デヴィッド・ボウイの「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years In Tibet)」もオープニングの歌詞
Are you OK?
You’ve been shot in the head
And I’m holding your brains
を見れば同様のテーマを扱っていることは明かです。
アルバム「アースリング」のような躁的なアルバムにあって、このような深刻なテーマを扱っているというだけでも「セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years In Tibet)」を印象深いものにしています。
サウンドもリーブス・ガブレルスのギターが際立っていますし、マイク・ガーソンのファルフィッサ・オルガンが、この曲を特別なものにしています。
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(吹替版)
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コメント
現在ブルックリンで開催中のDAVID BOWIE Is限定販売のミニLP「 Live In Berlin (1978) 」も本当欲しいんですけど(これは入手困難)、今年も4月21日のレコードストアデイで限定販売される3枚組LP「1978年ロンドンライブ」と「レッツ・ダンス・デモ」12インチシングルも欲しい!
3枚組LPは去年みたいに後でCD化されるかも知れないけど、とりあえずゲットしたい。
今年は休めそうなので、朝一で行きます。
aladdindogsさん、ありがとうございます。
レコード・ストア・デイのアルバムは予約出来ないんでしょうか?
私も「1978年ロンドンライブ」と「レッツ・ダンス・デモ」が欲しいです。