Photo by Andy L
9月19日、シンガポールGPの予選が開催されました。市街地のナイトレースなので、とてもきれいですね。
シンガポール市街地サーキットは低速コーナーが組み合わされたテクニカルサーキットです。パワーユニットの優劣に依存することが少なく、ついにフェラーリとレッドブルがフロントローに並ぶことになりました。
8戦連続のポールポジションがかかった メルセデス:ハミルトン
ハミルトンが、このグランプリでポールポジションを獲得して、アイルトン・セナが1988年から1989年マクラーレン・ホンダで残した連続ポールの記録にならぶことが出来るか?
それが、このシンガポールGPの一つのポイントでした。
しかし、FP2からフェラーリとレッドブルが好調でメルセデスは、それらのチームの後塵を拝することになります。
予選でも勢いは変わらず、ついにハミルトンは5位に沈みました。
パワーにたよれないサーキットでは、メルセデスの車もトップではないことが分かった予選となりました。
ベッテル気迫の走り
ベッテルはこのシンガポールGPを得意としています。
さらにフェラーリのマシンが好調で、ベッテルのスピードにのった走りが久々に目に焼き付きました。
タイム的にはポールが決まっていたにも関わらず、Q3の最終ラップを全力走行したベッテルは壁すれすれの気迫の走りを見せます。
結果、2位のリカルドに0.543秒のギャップをつけ圧倒的なポールポジションを獲得しました。
フェラーリに入って初のポールです。
さすがベッテルだと思わせる予選でした。
マクラーレン・ホンダは2台ともQ1突破
Q1のタイムアップぎりぎりで、ナッサーとエリクソンがバトンを上まわったときは、やっぱりダメかとドキドキでした。
しかし、バトンの意地を見せた走りで、Q1を突破。
少し安心しました。
Q2ではサインツのクラッシュでアロンソ、バトンともに全力走行ができないままに、順位が確定してしまいました。(アロンソ:12位、バトン:15位)
しかし、まともにタイムアタックできたとしてもQ3に進むことは無理だったんじゃないかと思います。
明日の決勝はメルセデス以外のチームの活躍が見られそうです。
セーフティーカーの導入率も高いサーキットなので、運が良ければマクラーレン・ホンダにもチャンスがあるかもしれません。
期待して、決勝を観戦しましょう。
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