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F1 2018 第15戦・シンガポールGP決勝:いつになったらフェラーリは勝てるのか?

F1 2018


Photo by Jen_ross83 

 

またも盤石のレース運びでルイス・ハミルトンが勝ってしまいました。

予選からハミルトンが強すぎます。

今年は最強のエンジンとなったと評判のフェラーリですが、第11戦ドイツGPのベッテルの自滅から流れが変わってしまったようです。

第12戦ハンガリーでもタイヤ交換に失敗、第14戦イタリアではオープニングラップのスピン。
そして今回シンガポールGPの3位…結局、ベッテルは流れを引き戻すことが出来ません。

タイヤ交換でフェルスタッペンに先行を許すと挽回のチャンスがありませんでした。
タイヤ戦略に悔いが残ります。

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トロロッソ・ホンダ、タイヤ戦略失敗

ハイパーソフトでスタートしたピエール・ガスリーは26周も走ってしまいました。

ハイパーソフトの終盤ではシャルル・ルクレールに抜かれてしまってます。
長く使いすぎましたね。

ウルトラソフトに交換して復帰した際にはソフトタイヤのウィリアムズ勢の後ろになってしまい、挽回のチャンスはありませんでした。

序盤はルクレールの前にいただけに、戦略によってはポイントも獲得出来たのではないかと思います。

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セルジオ・ペレスはどうなってしまったのか

オープニング・ラップで僚友オコンに接触。
オコンはクラッシュしてあっという間にリタイアしてしまいました。

また、遅いセルゲイ・シロトキンに幅寄せ。
自らのマシンを壊してしまいました。

シロトキンにいらだつ気持ちも分かります。
しかし、後半戦好調のフォース・インディアは下位に沈む結果となってしまいました。

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ロマン・グロージャンも熱くなりすぎ

ハミルトンがグロージャンを周回遅れにしようとした際、バトルに熱くなりすぎ、ブルーフラッグを無視してしまいました。

仕方ないとも言えるでしょうが、もう少しクールになってもいいかもしれません。
結局5秒ペナルティーをもらうことに。

このままでは来期のシートがなくなってしまいます。

結果

F1 2018 第15戦 シンガポールGP シンガポール市街地サーキット – 全61周(2018.9.16)

23個ものコーナーを擁する反時計回りの市街地サーキット。
ナイトレースなので、夜景が美しいです。

順位 ドライバー チーム ポイント
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 25
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル 18
3 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 15
4 バルテリ・ボッタス メルセデス 12
5 キミ・ライコネン フェラーリ 10
6 ダニエル・リカルド レッドブル 8
7 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 6
8 カルロス・サインツ ルノー 4
9 シャルル・ルクレール ザウバー 2
10 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1
11 マーカス・エリクソン ザウバー
12 ストフェル・バンドーン マクラーレン
13 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
14 ランス・ストロール ウィリアムズ
15 ロマン・グロージャン ハース
16 セルジオ・ペレス フォース・インディア
17 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
18 ケビン・マグヌッセン ハース
19 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
r(0) エステバン・オコン フォース・インディア

ドライバーズ・ランキング

順位 ドライバー(チーム:No) ポイント
1 ルイス・ハミルトン(メルセデス:44) 281
2 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ:5) 241
3 キミ・ライコネン(フェラーリ:7) 174
4 バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ:77) 171
5 マックス・フェルスタッペン(レッドブル:33) 148
6 ダニエル・リカルド(レッドブル:3) 126
7 ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー:27) 53
8 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン:14) 50
9 ケビン・マグヌッセン(ハース:20) 49
10 セルジオ・ペレス(フォース・インディア:11) 46
11 エステバン・オコン(フォース・インディア:31) 45
12 カルロス・サインツ(ルノー:55) 38
13 ピエール・ガスリー(トロロッソ:10) 28
14 ロマン・グロージャン(ハース:8) 27
15 シャルル・ルクレール(ザウバー:16) 15
16 ストフェル・バンドーン(マクラーレン:2) 8
17 ランス・ストロール(ウイリアムズ:18) 6
18 マーカス・エリクソン(ザウバー:9) 6
19 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ:28) 2
20 セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ:35) 1

 

ハミルトンとベッテルの差が40ポイントと広がりました。
追いつくためにはハミルトンのリタイアを期待するしかないのでしょうか?

コンストラクターズ・ランキング

順位 チーム ポイント
1 メルセデス 452
2 フェラーリ 415
3 レッドブル 274
4 ルノー 91
5 ハース 76
6 フォース・インディア 59
7 マクラーレン 58
8 レーシングポイント(※) 32
9 トロロッソ・ホンダ 30
10 ザウバー 21
11 ウィリアムズ 7

※後半戦のフォース・インディアを区別するためにレーシングポイントと表記しています。

2017年のシンガポールGP

昨年は雨のレース。
フェラーリはオープニングラップで2台とも消えています。シンガポールは相性が悪いのかも。

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