Photo by Matt Buck
パワーサーキット・モンツァを擁するイタリアGP予選。やはりダメだったマクラーレン・ホンダ。今回はロングノーズを採用しています。
気になっているのは、アロンソの発言です。
ホンダの言い分とアロンソの言い分と比べると、アロンソを信じるしかないでしょう。
にも関わらず今回のレースでさらに新エンジンを投入したマクラーレン・ホンダ。
やっている意味が分かりません。
フェラーリは地元で素晴らしい活躍、2番手・3番手にライコネン、ベッテル。
エリクソンも10番手。(フェラーリが使ったはトークン数は3です。残りのトークンは4。)
ポールはいつも通りメルセデスのハミルトン。シーズン11回目、通算49回目となります。
マクラーレンのシャシーはNo.2
アロンソは常に楽観的で前向きな発言をしていますが、その裏付けはシャシーにあるようです。
アロンソはマクラーレンのMP4-30のシャシーがナンバー2だと分かっているようですね。
マクラーレンのコーナリング・スピードはレッド・ブルに次ぐものだということです。
それにも関わらず、予選の結果はいつもマルシャの前です。
その意味するものは分かりきっていますね。
参照:フェルナンド・アロンソ 「MP4-30は今季ベストシャシーのひとつ」(F1-Gate.com)
ホンダのパワーユニットへの評価はブラフ?
ホンダ総責任者の新井康久さんは常にロータスより上だと言い続けていますが、アロンソの発言から判断すると、かなり怪しいです。
マノーは去年のフェラーリ・パワーユニットを使っていますから、問題外です。
要するに、マクラーレン・ホンダが一番遅いマシンと言えます。
シャシーがいいにもかかわらず、パワーユニットに依存するサーキットで一番遅いということは、一番非力なパワーユニットがホンダということは明かですね。
いくら、新井さんがロータスよりパワーが出ていると言おうと結果が証明しています。
たとえ、ICE(内燃機関)のパワーがロータスより出ていたとしても、回生パワーが劣っていたら、なんの意味もありません。
それに、メルセデスやフェラーリは遙か彼方です。
非力なパワーユニットを温存して 何の意味があるのか分かりません。
今回、マクラーレン・ホンダは前戦に続いて新しいエンジンを投入し、エンジンペナルティーを受けることになります。
しかし、ダメなものをいっぱい持っている意味が全く分かりません。
それとも、ICEの温存に意味があるのでしょうか?
メルセデスが全トークンを投入し、来年を見据える中、ホンダも早く全トークンを使ってパワーユニットの改良を行って欲しいと思います。
アロンソはシンガポールからは変わると確信しているようですが、今のホンダ・パワーユニットの状況からは、その根拠が見えませんね。
ファンとしては次のレースまでの動きを見守るしかありません。
結果が期待できない今、ホンダへのプレッシャーはドライバーからもファンからも強くあるべきだと思います。
早く何とかしてほしいものです。
以下関連記事です。
最終的に以下の記事に行き着きました。(2015.9.10 追記)
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